大学生の頃、友達が一人もいなかった僕はひたすらtheピーズを聴いていました。講義中も、休み時間も、昼食の時も、帰りの車中でも、夜不安で死にそうな時でも、ずっと聴いてました。 だからもう僕の二十歳前後はピーズ一色です。 なぜこんなに好きになったのか。ボーカルのはるがつくる魅力的な歌詞です。 カラーゲ食いたかったぜ 誰だ一人でふたつもみっつもよっつも食べたのは 『カラーゲ』 ちくしょーちくしょーまったくすごい肉 デブジャージ 『デブジャージ』 あの子にいわせりゃおいらはバイブレータ 『バイブレータ』 タクシー代を浮かそうぜ まだ乗れるぜ まだ乗れるぜ 『タクシー』 これは初期の頃の歌詞。ひどい。ファーストアルバムであるグレイテストヒッツvol,1は最初に爆音、そして「あーめんどくせーな!」というはるの叫び声から始まります。食いたいヤリたい気持ちいーことがしたい。刹那的で深い意味皆無、リズム