研修中、HTHの先生と参加者との間では、休み時間も話がはずんだ。ジョン・サントスさん(中央)ジャメル・ジョーンズさん(右)と話す同志社中学校教頭の沼田和也さん(左)=山脇岳志撮影 HTHには、決まった教科書、定期試験がないことで知られる。時間割も一日2、3コマしかなく、緩やかである。どんな授業をするかはそれぞれの教師にまかされている。生徒たちはチームを作り、保護者などが見学に来る学期末の展示会に向け、作品を制作する。教師は2人でチームを組み、それぞれの得意分野を生かしつつ協業する形で、プロジェクトを考える。 低所得者層の子弟も多いHTH この学校を舞台にしたドキュメンタリー映画「Most Likely To Succeed」(成功に一番近い教育とは)のプロデューサーであるテッド・ディンタースミスさんには、昨年6月にインタビューをした。 ■【関連記事】 米教育界の論客が映画で見せた「これから