国土交通省が、ドローンの規制強化に向け、規制対象となる機体の重量の基準を、現在の200g以上から100g以上に変更することを検討している。同省の安全企画課は「この5年でドローンの飛行性能が上がり、200g未満の機体でもぶつかると危ない状態になっている」ため、規制強化の検討を始めたとしている。 同省の安全企画課によると、これまでも官民で開く協議会では規制強化が求められている。成立すれば、22年に施行する可能性が高いという。 2015年の航空法改正で、重量が200gを超えるドローンを飛ばす場合には事前の飛行許可や承認の取得が必要になった。この基準に合わせ、重量199gのドローンを販売しているメーカーもある。 関連記事 DJI、日本向けに199グラム折りたたみドローン「Mavic Mini」発売 いわゆる「トイドローン」として扱われる200グラム未満をクリアした、DJIとして初めてのドローンが登