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ブックマーク / usausa1975.hatenadiary.org (9)

  • 畝山智香子著 「健康食品」のことがよくわかる本 - うさうさメモ

    「健康品」のことがよくわかる 作者: 畝山智香子出版社/メーカー: 日評論社発売日: 2016/01/12メディア: 単行この商品を含むブログ (5件) を見る国立医薬品品衛生研究所安全情報部の畝山智香子先生が書かれたです。畝山先生はブログで長年情報発信をされています。英語圏の情報を即時に日語で、しかも専門家ならではの解説を添えて書いておられるので、たいへん勉強になります。 品安全情報blog 書を、感想をブログで書くということで寄贈いただきました。正直「健康品」についてはあまり詳しくないのですが、「一般向けのなので、むしろ非専門家の方に読んでもらいたい」とのことでしたので書かせていただくことにしました(こういう風に紹介してくれとか、どういう内容を書いて欲しいみたいなことは一切言われておらず、自由に書いています)。 書は5章から成り、第一章「医薬品はどう安全なの?」

    畝山智香子著 「健康食品」のことがよくわかる本 - うさうさメモ
  • アスパルテームで虫は殺せない-甘味料の「噂」を調べてみた - うさうさメモ

    「アスパルテームは殺虫剤で化学兵器」 少し前にFB上でシェアされていたらしい噂です。Twitterで教えていただきました。 アスパルテームは殺虫剤で化学兵器です(魚拓) 上記がシェアされていた記事ですが、同様の内容の記事はネット上にたくさん存在しますのでこれがオリジナルではないでしょう。あくまで一例として参照願います。 人工甘味料、特にアスパルテームについては様々な噂があり*1、また人体に対する影響については膨大な研究がなされていてちょっと調べきれないので、この記事ではアスパルテームの殺虫効果に絞って調査してみました。 なお、アスパルテームについての基礎知識としては以下のサイトが参考になると思います。「買ってはいけない」で紹介されたフェニルアラニン有毒説についての解説もあります(フェニルアラニンは、先天性のフェニルアラニン代謝障害である「フェニルケトン尿症」の患者では、成人までは摂取量を制

    アスパルテームで虫は殺せない-甘味料の「噂」を調べてみた - うさうさメモ
  • 「ダメな科学」を見分けるための大まかな指針」のポスター - うさうさメモ

    2016.2.22 田口たつみさんとのコラボによる解説記事のリンクです。 「ダメな科学」を見分けるための大まかな指針」のポスター解説(1)扇情的な見出し・結果の曲解 「ダメな科学」を見分けるための大まかな指針」のポスター解説(2)「利益相反」 「ダメな科学」を見分けるための大まかな指針」のポスター解説(3)「相関関係と因果関係の混同」 「ダメな科学」を見分けるための大まかな指針」のポスター解説(4)推測表現 (おまけ:「科学的風だけど実は科学的証拠ではないもの」の例) 「ダメな科学」を見分けるための大まかな指針」のポスター解説(5)小さすぎるサンプルサイズ/代表的でないサンプル 「ダメな科学」を見分けるための大まかな指針」のポスター解説(6)対照群がない/盲検試験が行われていない 2014.6.26改定 ファイル名が「.JAPなのはヤバイ」というご指摘を受け、「.JP」に直しました。 元サ

    「ダメな科学」を見分けるための大まかな指針」のポスター - うさうさメモ
  • 「ニセ科学を見抜くための大まかな指針(A Rough Guide to Spotting Bad Science)」の日本語版を作ります。ご協力お願いします! - うさうさメモ

    2014. 5. 7追記 改訂版を出しました。こちらへのコメントは締切ります。またこちらの訳文を引用する等はお控え願います(改訂版のほうでよろしくお願いします)。 A Rough Guide to Spotting Bad Science, Compound Interest Compound Interestは英国の大学院生(化学)と教員によるサイトで、日常的に見かける化学物質や化学反応の解説や、授業などで使える画像を提供されているところです。上記の、「ニセ科学を見抜くための大まかな指針(A Rough Guide to Spotting Bad Science)」という記事では、ニセ科学を見抜くための12のポイントをポスターにしたものがPDFなどで配布しています。 このポスターについて、先日国内の某サイトで紹介されていたのですが、自分自身でも訳をつけてみようと思いました。そこで、コメン

    「ニセ科学を見抜くための大まかな指針(A Rough Guide to Spotting Bad Science)」の日本語版を作ります。ご協力お願いします! - うさうさメモ
    p260-2001fp
    p260-2001fp 2014/04/22
    確かに「想像したのとはちょっと違った」。本文もブコメも。
  • ブータンの医療と日本の医療から-「貧しくても幸せ」ということ - うさうさメモ

    ブータンについては、「貧しいけれども、つつましい暮らしに国民皆が満足して幸福に暮らしている国」というイメージがあるようで、「お金はあるけれどもあまり幸せではない」日人のなかには、このような暮らしをうらやむ、または未来の日の行く末を考える上で参考にするべきとする向きもあるようです。経済的発展に行き詰まりを感じている現状の日では無理もないことかも知れません。ブータンでは医療費が(外国人も含めて)無料で提供されているそうで、その点も羨ましく思えるのですが、ではその水準はどのようなものなのでしょうか? 外務省の「海外安全ホームページ」には、以下のような記述がみられます。 (1)渡航者全般向けの注意事項 (略) (ハ)ブータンにおける病院はすべて公立で、外国人に対しても無料ですが、設備が十分でなく、医療水準も決して高いとは言えません。輸血、手術を要するような治療は期待できないと考えてください。

    ブータンの医療と日本の医療から-「貧しくても幸せ」ということ - うさうさメモ
    p260-2001fp
    p260-2001fp 2014/01/06
    『そして実は、公的負担の割合は日本とブータンでほとんど差がないこともわかりますね。これは意外』もちろん一人あたり医療費は桁違いだけど、確かに意外。
  • 小学生に配られた「がんのおはなし」について郡山市保健所に問い合わせてみた - うさうさメモ

    郡山市「将来は2人に1人はガンになる」チラシに批判殺到, 秒刊サンデー, 2013年11月08日23:40 福島県郡山市が配布している「最大の国民病がんのおはなし」というチラシに批判が集まっている。このチラシは小学生に配られたものだが、クラスの2人に1人はガンになるという警鐘を鳴らしたチラシである。いったいどのような意図でくばられたものかは定かではないが、案の定「原発事故」の影響ではなく「国民病」のためにガンになるという事を植え付けさせようとしていると批判されている。 (略) 投稿者はこのチラシに関して「狂っている」「小学生に渡すのはおかしい」と批判している。確かにこのチラシを渡された小学生は「だからどうしろというのか」と迷ってしまいそうだ。ガンになる可能性があるから防ぐ手立てをとるのか、それとも「ガンになる」という知識だけをすりこませればよいのか。 郡山市の根的な意図が全く持って不明な

    小学生に配られた「がんのおはなし」について郡山市保健所に問い合わせてみた - うさうさメモ
    p260-2001fp
    p260-2001fp 2013/11/13
    「がん撲滅都市宣言」みたいのは、やっぱ地元の人以外には理解されにくいのだね。まあ大元の人はどうなんだという話もあるけど。ブコメもいろんな方向のコメントがついて興味深い。
  • 健康情報と脅し - うさうさメモ

    インターネットを含め、さまざまなメディアで提供されている「健康情報」。中には、根拠が薄かったり、ほとんどなかったりするものも多いです。そのような情報の中には、人々を脅かすことで行動を操りたい、またはセンセーショナリズムでアクセスを稼ぎたい、といったものも少なくありません。そういった記事で多用されるフレーズを集めてみました。なお、網羅的に調査したものではないため、うさじまの観察範囲によるバイアスがある場合があります。 「〜と言われています」「〜が指摘されています」「〜との声があります」 「責任転嫁の呪文」です。「誰かが言ってるんだもん、私が言ってるんじゃないもん、根拠なんか知らないよ、言ってる人に聞いてよね」というのと同義です。このフレーズとともに、根拠資料を提示してあればかなりマシなほうで、単に自分が思いついたことなんじゃないの、とツッコミたくなるような独自理論や、ごくごく一部の人が言って

    健康情報と脅し - うさうさメモ
  • エコチル調査と放射能 - うさうさメモ

    エコチル調査とは エコチル調査をご存知でしょうか。環境省が行なっている、「子どもの健康と環境に関する全国疫学調査」で、10万組の子どもたちとその両親の参加による、大規模な疫学調査です。その研究デザインは以下のようなものです。 <調査の概要> エコチル調査は、赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいるときから13歳になるまで健康状態を定期的に調べる、出生コーホート(集団を追跡する)調査です。 子どもの健康と環境に関して、わが国ではかつてないほどの、大規模かつ長期的な調査です。全国15地域、10万組の子どもたちとそのご両親に参加していただきます。 <調査の目的> エコチル調査の目的は、子どもの成長や健康に影響をあたえる「環境要因」をさがし、解明していくことです。 調査の結果にもとづき、子どもの成長や健康に影響をあたえる原因となる物質の使用を規制するなど有効な対策を講じることで、子どもが健やかに成長でき

    エコチル調査と放射能 - うさうさメモ
  • それは奇形じゃなく病気です - うさうさメモ

    奇形動植物のまとめ ー院長の独り言 福島原発事故由来の放射能のせいではないか、と続々と「奇形」が報告されている。 中にはいくつか、素人目にもそれは違うだろ、というのがあったのでメモとして。 (イチョウの切れ込みや徒長したたんぽぽ、これは子供のころ外で遊んだことあれば誰でも見てるレベルだから置いておく。) 部分的に枯れたイチョウ 2011.7.30 都内 これは、こちらのサイト(ルーラル図書館 イチョウの病気)にある「イチョウすす斑病」と思われる。 Gonatobotryum sp.という微生物による病気である。 もちろん、実際には病原菌を単離できなければ断言できないが、かなり特徴的な病斑だ。 若芽の縮れたナンテン 2011.5.5 東京西荻窪 これは、「埼玉の農作物病害写真集」にも掲載の、ナンテンモザイク病だろう。 CMV(キュウリモザイクウイルス)というウイルスによる病気で、ナンテンはウ

    それは奇形じゃなく病気です - うさうさメモ
    p260-2001fp
    p260-2001fp 2011/08/19
    ブコメ含め参考になる
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