資本市場が凍結するとベンチャーキャピタルに投資家のお金が流れ込まなくなり、従って買い手が少なくなるのでベンチャーのバリュエーション(もっと分かりやすく言うと株価)が安くなります。大雑把な言い方をすると、未上場であるベンチャー企業の株価も上場企業の株価と相関関係にありますのでマクロ経済の動きはベンチャー経営者は常に追っておく必要があります。特に今回のような経済危機では資本は安全性を求めて逃避(Capital Flightと言います。お金がスーと飛んで逃げていくイメージです)しますので、最もリスクの高いベンチャーの株式への資金の流れが一番先に枯渇します。1回の増資で資金繰りが黒転するまで行けるベンチャーはまれですので殆どのベンチャーにとってこれは一番起こって欲しくないことです。例え業績が右肩上がりでも資金ニーズがある限り、倒産の可能性が大きくなります。今回色々調べた限りでは米国でこのような状況