日本でも,ユニークなデジタルサイネージが続々と登場している。通行人に「何だろう?」と思わせて,デジタルサイネージおよびそこで表示するコンテンツに目を向けてもらおうという仕掛けが施されている。記者が見つけた“おもしろデジタルサイネージ”を紹介する。 一番インパクトがあったのが,花王が取り組む「たま駅長」を用いたデジタルサイネージである。たま駅長とは,和歌山電鉄の貴志駅駅長を務める猫である。その人形の顔の部分だけがディスプレイになっており,ここにたま駅長の動画が表示される。たま駅長は横を向いたりあくびをしたりする。そのしぐさの可愛らしさも相まって前を通る人の注目を集め,デジタルサイネージの後ろで宣伝している花王の猫向けトイレ用品も目を向ける人も多いようである。 携帯電話機の売り場には,当然ながら携帯電話機が多く設置してある。そのディスプレイを生かそうというコンセプトから生まれたのが,日立製作所
ここ1年ほど,デジタルサイネージ関係者の韓国ソウル詣でが続いている。実は,ソウルはデジタルサイネージ大国であり,町のいたる所にデジタルサイネージが設置してある。日本で参考になるモデルを探すために,デジタルサイネージ関係者が足を運んでいるのだ。実例が多ければ,それだけ参考になる例も増えてくる。そこでデジタルサイネージを設置する場所やデザイン,コンテンツが参考になるかと思い,記者も韓国でデジタルサイネージを探した。 少し歩いただけで多くのデジタルサイネージが設置してあることに気づかされた。宿泊したCOEXにあるホテルのイベント案内掲示板(写真1)やエレベータ内の案内看板(写真2)もデジタルサイネージだった。ホテル近くのショッピング・モールに行けば,パン屋(写真3)にも,ダンキンドーナツの店内(写真4)にも,ショッピング・モールの案内掲示板(写真5)にもデジタルサイネージが設置されていた。パン屋
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く