『サイレントヒル』シリーズで知られる作曲家・山岡晃氏がグラスホッパー・マニファクチュアに移籍したというのは今年初めの大きなニュースでした。その山岡氏がGDC3日目に登壇し「As Long as the Audio is Fun, the Game will be too.」(音楽が楽しければゲームも楽しい)と題した講演を行いました。尚、本講演はオーディオトラックのキーノートとして行われ、同時通訳が入りました。 山岡氏が最初に始めたのは日本という国の紹介でした。日本からサンフランシスコまでは5131マイル。実に6852個の島で構成される国です。冗談を織り交ぜながら紹介する山岡氏は、諸外国に知られる日本のイメージは、フジヤマ、ゲイシャ、サムライであるが、実はそこに日本人の本質が秘められていると指摘します。3者に共通するのは派手な見栄えと、それに相対するような繊細さを持ち合わせているということ