静岡県教委は25日、教え子の女子生徒にわいせつな行為をしたとして、県東部の県立高校の男性講師(23)を懲戒免職処分とした。 生徒や保護者らの意向で刑事告訴は行わないという。 発表によると、講師は今年3月に大学を卒業し、4月からこの高校で教え始めた。授業を受け持っている女子生徒と同月下旬からメールのやりとりをするようになり、5月上〜中旬にアパートの講師の自宅で3回にわたり、わいせつな行為に及んだ。 女子生徒が5月31日に学校の養護教諭に相談して発覚。県教委が6月3日に講師から事情を聞いたところ、行為を認めた。講師は、「恋愛感情はなかったが、他人に知られなければいいと思った。申し訳ない」と話したという。女子生徒はカウンセリングを受けながら登校を続けている。 県教委は教師と生徒が個人的なメールのやりとりをしないよう指導している。