かつてはウェブ全体をクロールして、そこで取得した情報をアルゴリズムで自動的に解析するというアプローチで一貫してきたGoogleも、近年はウェブマスターから提供される情報を上手に活用して検索サービスの品質改善に取り組むようになってきました。たとえば構造化データの活用(最近なら>Schema.orgの話)、XMLサイトマップなどはその代表的なものです。そして直近で新たに発表されたのが、rel="author" です。 rel="author" は標準HTML5の1つなので検索エンジン(またはGoogle)独自というものではありませんが、一応、検索エンジンの立場として皆さん使ってみてね、という位置づけですので、ウェブマスターから提示された情報を活用する、というスタンスは同じです。 メリットがわからない規格は普及しづらい さて、こうした新しい規格が出てきた時にウェブマスターを悩ませるのが、対応すべ
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