中国の犬肉取引から子犬を救う犬救助組織「ノー・ドッグス・レフト・ビハインド」が救助した88匹の犬が27日、北京から新たな飼い主が待つニューヨークの空港に到着する。ニューヨークポストが24日、報じた。 同組織の創設者であるジェフ・ベリさん(56)によると、今回、到着する犬の数は、同組織がこれまでに救助し輸送した中で最多となる。2021年初頭にはさらに、120から135匹の犬が中国から米国に輸送される予定。ベリさんならびに動物活動家および擁護者のチームは2017年以来、中国全土の食肉処理場、生鮮市場、密売人、違法なブリーダーを標的にすることで、何千匹もの犬を残酷で拷問的な死から救ってきた。同チームは、犬が食肉処理場へ輸送されるとの情報を受けると、トラックを追跡し、その行動を、ドローンを使って撮影。最終的にはドライバーを囲み、犬の即時引き渡しを要求する。購入証明書や必要な保健・検疫書類を提示でき