7月28日、ソフトバンクグループは2016年4─6月期にニケシュ・アローラ前副社長の退任費用として68億2800万円を計上したことを決算短信で明らかにした。写真はアローラ前副社長。都内で昨年10月撮影(2016年 ロイター/Toru Hana) [東京 28日 ロイター] - ソフトバンクグループは2016年4─6月期に、ニケシュ・アローラ前副社長の退任費用として68億2800万円を計上した。28日に開示した決算短信で明らかにした。 アローラ氏は米グーグル最高事業責任者から2014年9月にソフトバンクに移籍。孫正義社長の後継者候補だったが、孫社長が当面社長を続けることを決めたため、6月に退任した。 アローラ氏の報酬は、2015年3月期が移籍金を含め165億円、2016年3月期が80億円だった。退職金と合わせると、報酬額は在任わずか2年足らずで310億円を超える計算となる。 4─6月営業益は