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ブックマーク / blog.kyanny.me (10)

  • 採用基準についてトレードオフスライダーを使って議論した - @kyanny's blog

    開発者の中途採用をやっていくにあたり、「チームの誰もが採用担当」というポリシーでインタビューやコードテストのレビューなどをみんなでやってきたが、「どういう人を採用すべきか?」についての認識が合わなくなってきたと感じたので、認識を合わせるために議論の場を設けた。議論を進めるためのツールとしてトレードオフスライダーを使ってみた。うまくいくか確証はなかったが、事後にアンケートをとったら過半数からフィードバックをもらえ、全て好意的だった(五段階評価で4と5が半数ずつ)ので、まぁまぁうまくいったのだろうと受け止めて、もろもろ公開します。 使った資料はこちら。 以下、意図とか進め方とか学びとか。 最終的な目標は「採用基準についての認識が合うこと」なのだが、全員の認識・見解が一致することなどありえないと思っていて、むしろ各人の認識がどれくらいズレているのかを明らかにすることのほうが重要だと思っていた。そ

    採用基準についてトレードオフスライダーを使って議論した - @kyanny's blog
  • Re: 技術的負債は開発者体験を悪化させる / Technical Debt and Developer Experience - @kyanny's blog

    技術的負債は開発者体験を悪化させる / Technical Debt and Developer Experience - Speaker Deck 「品質と速度はトレードオフの関係ではなく、比例する」みたいな話を見聞きするたびにモヤッとするのが、 当に短期的な話、三十分以内に変更してデプロイしたい、みたいな「短期的」な話であれば「テスト書いてる時間はない」は間違いではない、一分将棋みたいなギリギリのプロジェクトに従事している人のことを考えろ(?) 「ちゃんと設計せずに作った(そうせざるを得ない外圧があった)→ちゃんと設計する余裕があれば負債を溜め込まずに済んだ」みたいに聞こえるが、十分な時間があったら負債が出ない高品質の設計ができたとでも思っているのか? ↑に書いた「三十分か一時間か」みたいなギリギリの状況ならいざ知らず、日・週単位でスケジュールが組まれてるソフトウェア開発プロジェクト

    Re: 技術的負債は開発者体験を悪化させる / Technical Debt and Developer Experience - @kyanny's blog
  • スタートアップに向いてる人の特徴 - @kyanny's blog

    会社がスタートアップだった頃に「この人いざってときに頼りになるなぁ…」と思った人たちには、共通する特徴があると思う。 プロフェッショナルだけど、サラリーマンではないのだ。 仕事に対する責任感が人一倍強く、締め切りを守る。そのためならオーバーワークを厭わない。基的に物事を他責にせず、周りがどうだろうが自分の責任として仕事を完遂する。無茶な要求にはきっぱりノーと言うが、現実的な代案を提示して着地させるし、そもそも「無茶」と判断する基準が高すぎるので、並の人ならとっくにサジを投げるような仕事も涼しい顔で片付ける。 それほど自分の仕事を終わらせることにこだわるのに、「仕事だから」を逃げる理由にしない。自分の仕事はここまで、とか、この仕事は他の人・チーム・部署の仕事だろう、とか、残業することになってしまうので、とか、基的にそういう言い訳をしない。また休出しちゃったよ、などと軽口を叩くこともあるが

    スタートアップに向いてる人の特徴 - @kyanny's blog
  • トレードオフスライダーのテンプレートを作った - @kyanny's blog

    仕事で使う資料にトレードオフスライダーを使おうと思ったが、意外にもテンプレートの類が簡単に見つからなかったので自作した。 Google スライドで作って会社の G Suite アカウントのスライドテンプレートとして登録したが、個人用の Google アカウントではそういうことはできないようなので、 Microsoft PowerPoint (.pptx) 形式と OpenDocument Presentation (.odp) 形式でダウンロードしたものを GitHub にも置いておいた。 github.com

    トレードオフスライダーのテンプレートを作った - @kyanny's blog
  • ヤフーの1on1 - @kyanny's blog

    Engineering Managerになって三ヶ月経ち、ぽつぽつと1on1をやりはじめたが、合ってるのかよくわからないのでを買って答え合わせすることにした。結局、を読んでも自分の振る舞いに対するフィードバックは得られないので、答え合わせにはならなかったかもしれない。 アクティブリスニングはできてると思う。昔から、人に興味ない割に、一対一で話すときは不思議と会話にのめり込みながら聞く癖がある レコグニションは大事そうだと理解してたけど、実践はまだまだのような気がした ティーチングとコーチングの切り替え・使い分けをもっと強く意識すべきだと思った。コーチングの割合を増やした方が良い 相手のための時間であるということも、もっと強く意識すべきだと思った。つい自分が話しすぎてしまう コーチングに通ずるテクニック全般に言えることだが、綺麗事にみえて実際は「相手に悟らせず自分の意のままに操る、人を動

    ヤフーの1on1 - @kyanny's blog
  • Increments は和製 GitHub の夢を見るか? - @kyanny's blog

    Quipper では日オフィスの開発者を中心に、 Qiita::Team を導入して社内のドキュメント共有を行なっている。書かれる内容は日報が多いが、技術 Tips の共有やチャットでは適切でない込み入った技術的問題を解決する議論の場としても活用している。 なぜわざわざドキュメント共有?ていうか日報書くなんてダサすぎじゃね?そう思ったあなた、日報を見くびっちゃいけません。上手に運用すればナレッジシェアやコラボレーションのみならず、チームビルディングにも役立つんです。 上手に運用された日報には前例がある。ペパボの社内 SNS であるタンパクがそれだ。毎日スタッフ全員が日報を書くきまりなのだが、来の目的である業務内容の記録以外に一言コメントを書く欄がある。定型文で済ます人もいればブログ並の長文を書く人もおり(それはわたしです!)、これがそこらの SNS なんかよりよっぽど面白いコンテンツな

    Increments は和製 GitHub の夢を見るか? - @kyanny's blog
  • Quipper のスピード感 - @kyanny's blog

    先日、ブログ記事を読んでいて autodoc というツールを見つけた。 Rails の Request Spec から自動的に API ドキュメントを生成するというもの。コードとドキュメントがい違ってしまう問題を解決できるかも、と思って試しに Quipper 社内で紹介してみた。 当初は「良さそうだね、でも今使っている API サーバー用フレームワークでは使えないようだし、こまごまと不満もあるので、いずれ Rails に乗せかえるときにでも再検討しよう」なんていう反応を予想していた。自分の担当箇所でちょっと使うくらいが関の山だろうなと。しかしその予測は見事に外れた。 紹介した当日、我々が API サーバーを書くのに使っている grape という gem で autodoc を利用するのは骨が折れそうだということがわかる。にもかかわらず翌日、 API サーバーを Rails にマイグレーシ

    Quipper のスピード感 - @kyanny's blog
  • ルーク、 MongoLab を使え! - @kyanny's blog

    五月の終わりから Quipper で働いている。 Quipper は DeNA の co-founder である渡辺雅之氏がロンドンで創業したモバイル学習プラットフォームの会社で...みたいな話は長くなるし、読者の興味を引きそうにないのでやめておく。このへんの話を詳しく知りたい人は渡辺によるハーバード・ビジネス・レビューの連載をどうぞ。 ソフトウェア開発者にとって一番気になるのは、会社の事業内容とか売上利益よりも、「どんな環境でソフトウェア開発をしているのか」じゃないだろうか。どんなインフラを使っているのか、バージョン管理やタスク管理はどうしているのか、自動テストはどのくらいやっているのか、開発手法はアジャイルなのか、 Mac で開発できるのか、椅子は六万円以上か(冗談ですよ)、などなど。 こういった、ソフトウェア開発者が日々過ごす広義の「環境」について言えば、 Quipper はかなりい

    ルーク、 MongoLab を使え! - @kyanny's blog
  • highscalability.com の Tumblr のアーキテクチャについての記事を読んだ - @kyanny's blog

    High Scalability - High Scalability - Tumblr Architecture - 15 Billion Page Views a Month and Harder to Scale than Twitter を読んだ。すごく面白かった。 Kindle で引用したところを中心にメモ。 Tumblr のソーシャルグラフの特徴 The graph for Tumblr users has hundreds of followers. This is different than any other social network and is what makes Tumblr so challenging to scale. Tumblr だと follower が数百人いるユーザーはザラにいる。 follower の多いユーザーの post は多くのユーザ

    highscalability.com の Tumblr のアーキテクチャについての記事を読んだ - @kyanny's blog
  • 「MySQLによるタフなサイトの作り方」を読んだ (Ameba の MySQL 本) - @kyanny's blog

    Ameba の中のひとが書いた MySQL 。出るって噂は聞いてて、気になるなーと思っていたらかぜぶろさんのところでレビューされてたので買ってみた。 某 4G よりお薦め(俺にとって某 4G の内容はさほど目新しくないので、目新しい内容ののほうを薦めたくなるのは当然ではある)。仕事MySQL をいじることがあるウェブアプリケーションプログラマやデータベースエンジニアの人は一読して損はないと思う。知れてよかった!と思えるノウハウがたくさん書いてある。 某 4G と同じソフトバンククリエイティブだし、なんとなく会社紹介的というか、技術カタログ・品評会的な構成になるのかなぁ・・・と、あまり期待せずに読み始めたんだけど、予想に反してかなり泥臭いというか、現場の人のキーボードのキートップが手垢でテカテカしてるのまで見えてきそうな詰め詰めな内容だったので、なんと届いたその日に一日かけて読

    「MySQLによるタフなサイトの作り方」を読んだ (Ameba の MySQL 本) - @kyanny's blog
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