一度は朝日新聞に掲載を拒否された池上彰さんのコラムが一転、2014年9月4日朝刊紙面で掲載されたのは、社内外の激しい批判が一因だった。朝日新聞では記者によるツイッターの活用を進めており、ツイッターを通じて社内からの批判も可視化された。一連の自社批判には、末端の若手記者にとどまらず、編集委員などスター記者、さらには管理職など「幹部級」記者にも広がり、その数はあっという間に数十人に膨れ上がった。 記者たちは、結果的にコラムが掲載されたことには安堵しながらも、コラムを実際に読んでみて「『この内容では掲載できません』の理由がますます分からない」などと当初の決定を改めて批判する声も多い。当初の掲載拒否の判断は木村伊量(ただかず)社長を頂点とする首脳陣が主導したとみられており、社内では「木村体制」への批判が高まっているともみられる。帝政ロシアが倒れた「10月革命」になぞらえて「9月革命」の可能性も指
海上自衛隊横須賀基地(神奈川県横須賀市)に配備されている護衛艦乗員の男性隊員が1等海曹から繰り返しいじめを受けて自殺した問題では、隊員が自殺の2日前、元上司に被害を相談していたことが海自横須賀地方総監部の発表で明らかになっている。自殺前日には護衛艦幹部が1曹を注意したが、いじめはその日夕方にも起きていた。 総監部によると、いじめを繰り返していたのは男性隊員の上司の後藤光一1等海曹(42)。関係者によると隊員は30代の3等海曹。1曹は総監部の調べにいじめの事実を認め「いきすぎた指導だった」と話している。 総監部によると、1曹は昨年10月から男性隊員の頭を殴るなどの暴行を繰り返した。隊員は自殺の2日前、元上司に「(1曹の)指導に耐えられない」と相談し、配置換えを願い出た。これを受けて護衛艦幹部は自殺の前日、1曹に指導方法を注意した。しかし1曹はその日の夕方も土下座をさせるなど隊員へのいじめ
顧客情報1000万件不正取得=派遣SEの39歳男、逮捕―ベネッセ漏えい・警視庁 時事通信 7月17日(木)14時23分配信 通信教育大手ベネッセコーポレーションから顧客情報が流出した事件で、警視庁生活経済課は17日、名簿業者に売却する目的で顧客情報を複製、取得したとして、不正競争防止法違反(営業秘密の複製)容疑で外部業者から派遣されていたシステムエンジニア(SE)の松崎正臣容疑者(39)=東京都府中市寿町=を逮捕した。1000万件を超える顧客情報を不正に取得したとされる。 同庁によると、松崎容疑者は「ベネッセの顧客情報を漏らしたことに間違いない」と容疑を認めている。 逮捕容疑は6月17日、ベネッセのグループ企業「シンフォーム」の東京支社多摩事業所(多摩市)で、営業秘密の顧客情報が記録されたサーバーにアクセスして、約1019万7050件の情報を貸与されたパソコンにダウンロードし、自分のス
東京都議会は24日の議会運営委員会で、女性蔑視のヤジを巡り、25日の定例会最終日の本会議で都議会の信頼回復を目指す決議を採択することを決めた。決議は全会一致が原則とされるが、会派間で内容や表現の調整がつかず、3種類が提案され、自民党など5会派が共同で提出する決議案が可決される見通し。ヤジを認めた鈴木章浩議員(51)=都議会自民党を離脱=以外の発言者の特定には触れていない内容で、真相解明には至らないまま、都議会は決着を図る。 可決される見通しの決議案に▽公明▽民主▽結いと維新▽みんな−−の4会派が同調する。「女性議員に対し、人権侵害と言われかねない不規則発言が発せられ、都民の信頼を損ねるなど、重大な影響が生じた」と指摘し、「都議会の信頼回復と再発防止に努める」としている。 一方で、民主、みんなは共同で「出産に関する不規則発言については、発言者も明らかになっていない」として、「自ら潔く名乗
英BBC放送などが行った国際世論調査が、中国と韓国に衝撃を与えている。「世界に良い影響を与えている国」をそれぞれ聞いたところ、中韓両国はいずれも日本を下回ったのだ。日本を貶める国際宣伝「ディスカウント・ジャパン運動」に必死な両国だが、狙いが大きく外れた形だ。 調査はBBCなどが昨年12月から今年4月までに、世界24カ国で実施したもので、今月3日に同局が発表した。 日米中韓など16カ国とEUについて「世界に良い影響を与えているか」を聞いたところ、「良い影響」で日本は第5位とアジアでトップ。中国は9位、韓国は11位だった。反対に「悪い影響を与えているか」との質問には、イランと北朝鮮が1、2位で、中国は6位、韓国は9位、日本は11位だった。 「韓国人はとにかくランキングが大好き。何でもかんでも国を格付けして自国の順位を気にしている」(ジャーナリストの室谷克実氏)だけあり、韓国紙の朝鮮日報や
2012年12月に発生した中央自動車道・笹子トンネル崩落事故に巻き込まれたNHK記者を救った「奇跡のインプレッサ」を覚えているでしょうか? そのインプレッサの約1年半ぶりに公道を走る元気な姿が、修理を請け負った中津スバル販売の社長ブログで公開されています。 【あんなに傷ついたのに! 復活したインプレッサの勇姿】 受け取りに行った当時の様子は社長ブログのエントリー「インプレッサは待っていた!」で確認できます。 大きく凹んだボディはキレイになり、ダメージを受けていた足回りや電装系統などの修理も完了。 テスト走行では動作不良などの不具合が発見されたようですが、再調整されてまもなく完全復活を果たすでしょう。 素人が見てもダメージの大きさが伝わってくるボロボロの状態から復活した「奇跡のインプレッサ」はたくさんの人とスバル愛に支えられて、これからも笑顔を届けるのだ!
ニュース解説でおなじみのジャーナリスト・池上彰氏(63)。タブーを恐れず相手に斬りこんでいく様は「池上無双」とも呼ばれている。一方で「自分の意見は言わない」という姿勢を貫き、唯一無二の存在感を放っている。では、なぜ自分の意見を言わないのか? 池上氏は「ビジネスを意識しているなんて言ったら、黒いよね」と不敵な笑顔を見せながら、その理由を語った。 “ソーシャル・メディアのカリスマ”津田大介氏 今回の取材は、CS「テレ朝チャンネル2」の報道番組『津田大介 日本にプラス』の収録後に行われたもの(池上氏の出演回は6月2日に放送)。「テレビに出る時の服装はスタイリストにお任せ。でも、きょうはスタイリストをつける予算がないということで、自前です(笑)」といった雑談も、テレビで観る印象と全く変わらない。 池上氏は、慶應義塾大学卒業後、NHKに入局。社会部記者やニュースキャスターを歴任し、1994年より
ヤマダ電機、購入書籍を新ストアでも閲覧できるよう調整 ポイント残額はヤマダポイントで返還 ITmedia ニュース 5月29日(木)20時36分配信 ヤマダ電機の電子書店「ヤマダイーブック」が7月末に終了するのに伴い、購入した書籍が閲覧できなくなると告知した問題で、同社は5月29日、コンテンツは新サービス移行後も引き続き閲覧できるよう調整していることを明らかにした。 当初の告知について「掲載内容に不備があった」として謝罪。新サービスへの継続に承諾しないユーザーに対しては、電子書籍の購入に必要な「イーブックポイント」の残高相当をヤマダポイントの付与という形で返還するとしている。詳細は決定次第告知する。 同ストアではヤマダポイントとの交換やクレジットカード決済で購入する「イーブックポイント」と呼ばれる独自のポイントで電子書籍を購入できる。サービスの向上・コンテンツの拡充のため、夏をめどに大
ガソリン価格の上昇が続いている。4月の消費税増税分に加え、ウクライナ情勢の緊迫化などのため原油価格が高値で推移し、卸価格の上昇分を店頭価格に転嫁する動きが進んだためだ。すでにレギュラーガソリンの全国平均小売価格は1リットル当たり165円を突破し、5週連続で上昇した。 ただ、国内のガソリン需要は長期低迷を続けており、一段の値上げに踏み切れない販売店も増えているという。経済産業省資源エネルギー庁が28日発表した26日時点のレギュラー全国平均小売価格は、前週(19日)から20銭高い1リットル当たり165円80銭となった。ガソリン価格は4月からの消費増税で1リットル当たり約5円上昇した。 また、ウクライナ情勢の緊迫化で、原油の国際指標である北海ブレント原油の価格は4月7〜11日の週に1バレル当たり平均107ドル台だったのが、先週は同110ドル台まで上昇。原油高を背景とした卸価格の上昇分がガソリ
週刊ビッグコミックスピリッツの人気漫画「美味しんぼ」(小学館)に登場する荒木田岳(たける)・福島大准教授(地方行政論)が「除染しても福島には住めない」という自らの発言を作品で使わないよう求めたにもかかわらず、編集部が「作品は作者のもの」と応じずに発行したことがわかった。編集部が取材に事実関係を認めた。 荒木田氏は12日発売号に載った「美味しんぼ」に実名で登場。「福島はもう住めない、安全には暮らせない」「福島を広域に除染して人が住めるようにするなんて、できないと私は思います」などと述べた場面が描かれている。 編集部によると、荒木田氏は2年前に原作者の雁屋哲氏らと出会い、取材を受けるようになった。体験や持論を伝えるなかで、こうした発言もした。
韓国を訪れた「日本人観光客」、GW期間中「減少」に・・・旅行業関係者が事実上の「対策会議」=韓国報道 サーチナ 5月17日(土)6時31分配信 韓国観光公社は14日、減少傾向である韓国への日本人観光客の需要回復のために、韓国内の主要な旅行代理店の代表者と懇談会を開催。今年のゴールデンウィークに韓国を訪れた日本人観光客が、前年比で24パーセント減少したことが分かった。複数の韓国メディアが報じた。 ヒョン・チュソク韓国観光公社社長が主宰し、KATA(韓国一般旅行業協会)会長をはじめ日本人を対象にする韓国内の主要旅行代理店の代表者16人が参加した。 今年のゴールデンウィーク期間(4月25−5月6日)、韓国に入国した日本人観光客は8万2000人で前年比24%減少した。 2012年頃から、竹島をはじめとする日韓間の政治的摩擦が激しさを増して以降、日本人観光客の減少がなかなか改善されないでいる状
(CNN) 米カリフォルニア州ベーカーズフィールドで、幼児を襲った犬に飼い猫が体当たりして撃退し、幼児を救う出来事があった。現場の防犯カメラがその一部始終をとらえて話題になっている。幼児は軽傷を負ったが元気だという。 男の子は13日、駐車場で自転車に乗って遊んでいたところ、付近をうろついていた犬が車の背後から現れ、男の子に襲いかかった。 男の子が足を噛まれて倒れたところへ猫が飛び込んできて、男の子を引きずろうとする犬に猛烈な勢いで突進。驚いて逃げた犬を追いかけ、犬が走り去るのを見届けて戻った。 お手柄の猫はこの男の子の家族の飼い猫「タラ」だった。母親のエリカ・トリアンタフィロさんはCNN系列局KEROの取材に対し、男の子は数針縫うけがをしただけで済んだものの、もっと大変なことになっていたかもしれないと語った。男の子は「タラは僕のヒーローだ」と話している。 母親によれば、男の子を襲っ
パイオニアがオーディオコンポやブルーレイディスク(BD)プレーヤーなどの映像・音響(AV)機器事業の売却を検討していることが15日、わかった。船井電機などと交渉しているもようだ。 AV機器は新興国メーカーとの価格競争などで苦戦が続いており、経営資源をカーナビなど得意分野に集中させて業績を回復を図る。 パイオニアは業界で初めて家庭用レーザーディスクやDVDカーナビゲーションを商品化するなどAV機器を得意としてきた。ただ、ここ数年は収益が悪化しており、世界シェア首位のDJ機器などを除いて売却する方向だ。 船井電機は海外にも浸透しているパイオニアのブランド力などに関心を持っているとみられる。 パイオニアの2014年3月期連結決算は5億円の最終黒字となったが、リストラ効果が大きい。このため、競争力のある自動車向け機器などを強化。さらに、有機EL(エレクトロルミネッセンス)照明や医療機器など
細川護熙元首相(76)が脱原発を目指す「自然エネルギー推進会議」の活動を当面休止することが14日、明らかになった。体調がすぐれず、静養する必要があると判断した。 細川氏は今月7日、2月の東京都知事選で共闘した小泉純一郎元首相(72)らとともに推進会議を設立し、代表理事に就任。原発再稼働や原発輸出に反対する方針を確認し、全国各地でのタウンミーティング開催などを計画していた。細川氏が活動の一線から離れることは、国内の脱原発運動にも影響を与えそうだ。 関係者によると、細川氏は4月中旬、東京・JR品川駅で気分が悪くなり、前のめりに倒れた。歯を4本折ったほか、唇にも6針縫う裂傷を負って、意識不明のまま駅長室に担ぎ込まれた。 7日の設立総会は、傷が完治せず体調不良のまま迎えた。あいさつした細川氏は、言葉につかえる場面が何度も見られ、「きょうは調子が悪くて、頭がくらくらしております…。はっきりした
創業57年の老舗百貨店、沖縄三越(那覇市、杉山潤治社長)が経営不振を理由に9月末をもって閉店する方向で準備を進めていることが13日、分かった。14日にも従業員や取引先に説明し、会社の整理方針や跡利用などについて近く発表する見通し。提携する三越伊勢丹との契約が9月いっぱいで終了することもあり、閉店に向けて調整してきた。沖縄三越は2004年にも多額の借入金を抱えて経営悪化に陥り、主要債権者の沖縄銀行を中心に金融機関主導で会社分割による事業再生を進めてきた。 金融機関から役員を受け入れたほか、新たに出資を受けた三越(東京)からも経営幹部を迎えて経営体制やブランド力の強化に努めた。 営業面では人件費や営業時間短縮による光熱費の削減などで収益改善に取り組んだ。08年には豊見城市の商業施設トミトン内に食品専門店「豊崎マイキッチン」をオープンした。 マイキッチンや空港店の好調な売り上げに支えられて
「登山道はだれのものか」−。登山のスポーツ競技化、ファッション化に伴い、山のルールをめぐるトラブルが後を絶たない。登山競走を楽しむ「トレイルラン」(略してトレラン)の愛好家の増加によって、狭く険しい山道では一般登山客と“一触即発”の状況だ。桜が満開の頃、ミシュランの旅行ガイドに三つ星の山に選定されている高尾山(東京都八王子市)で見かけた“とんでも実態”を紹介する。 ■何でもありの高尾山 都心から電車で約1時間。登山口までのアクセスがいい高尾山は週末ごとに多くの登山客やハイカーでにぎわう。ロープウエーや複数の登山ルートが整備。初心者でも登れる高尾山は“登山銀座”のにぎわいを呈している。標高599メートルと、スカイツリー(高さ634メートル)と比べても35メートル低いが、その歴史は奈良時代にさかのぼる。 日本の名峰を紹介した『日本百名山』(新潮社)で知られる作家、深田久弥(きゅうや)は、
過酷さの割に賃金が低いと指摘される介護職。政府も手は打ってきたものの、依然、他業種との格差は埋まらない。人材確保には、賃金アップか外国人の活用か−−。ここへきて国の姿勢も揺れている。【遠藤拓、佐藤丈一、中島和哉】 常夜灯がぼんやり照らす廊下を、おむつやタオル、ごみ箱を積んだ台車が行き来する。11日深夜。東京都葛飾区の特別養護老人ホーム(特養)「葛飾やすらぎの郷」に勤めて3年目、生活援助員の宮崎梓さん(22)の夜は長い。 1フロアには約40人が入居する。大半は80〜90歳代で7割は認知症だ。同僚と2人、一晩で4回は巡回し、おむつを替え、トイレを介助し、体位を変える。消灯後も徘徊(はいかい)する人はいるし、繰り返し呼び出しボタンを押す人もいる。 ひと息つけるのは午後11時の食事と2時間の仮眠の間だけ。「朝方トイレに行きたくなりそう。でも、呼ばないようにする」。そう気遣う女性入居者に、宮
休日に上司から届く「LINE」メッセージ・・・やりすぎると「労働基準法」違反? 弁護士ドットコム 4月27日(日)14時7分配信 いまやすっかり定番となったコミュニケーションツール「LINE」。手軽にメッセージを送受信できるため「仕事でも利用している」という人は少なくない。あるリサーチ会社がスマートフォンをもつビジネスパーソンに聞いたところ、回答者の43%が「仕事関連でLINEを利用している」と答えたという。 しかし、メッセージを手軽に送信できるということは、仕事の連絡がいつでも届くということでもある。緊急時の連絡なら仕方ないかもしれないが、夜間も休日もひっきりなしにメッセージが届けば、心が休まらない。 「あの案件どうなった?」「明日の予定はどうなってる?」と上司からメッセージが飛んでくれば、部下としては「既読スルー」というわけにもいかない。結局、メッセージに対応せざるをえないことも多
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