Writeの分散 それぞれWriteとReadの負荷分散があるが、Readについては、MySQLにマスタースレーブ方式のレプリケーション(複製)機能が標準実装されているため、基本的に参照専用のスレーブ台数を単純に増やせば対応できる。 一方、複製したスレーブは一様にデータ更新が必要なため、サーバー単位のWrite量が減少するわけではない点がネックとなる。 つまり、1台のマスターによるマスタースレーブ構成ではWrite処理の限界が低い(グリーでは、15Krpm/RAID10のディスクで2~3Mbps程度)。 この場合、データベース(テーブル)を複数サーバーに分割することが一般的で、機能ごとにテーブルを分ける「垂直分割」と、1つのテーブルを分割する「水平分割(Sharding)」の大きく2つの方法がある。 垂直分割 垂直分割では、ユーザープロファイル、アイテムデータといったデータの種類ごとにデー