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InnoDBはMyISAMと比較して安全(OSクラッシュや電源断が発生してもテーブルが壊れない)分、書き込みが遅い。データベース屋さんからすると、それは当然のことでMyISAMがおかしいんだ、ということになり、だからバッテリバックアップ機能のついたRAIDカードを使うんだ、という話になる。でも、MyISAMを使っているウェブ屋さんの現場では、場合によって多少データが消えてもかまわないから、安いハードウェアで大量のアクセスを捌きたい... って乖離があるんじゃないかなーと思ってる。 そのような場合には、my.cnf の innodb_flush_log_at_trx_commit パラメータを調整することで、MyISAMに比肩する書き込み速度を得ることができる(そのかわり、クラッシュや電源断の場合は、設定によって直近1秒以内の変更が失われる)。 他のパラメータも含めて書いておくと、データベー
X25-M、SSDで検索してくる方が非常に多いので、本ブログ内のSSD関連記事をリストしておきます。 MySQLのベンチマークを用いたIntel X25-M SSDの評価 (2009/03/25) SSDの真の性能を引き出す MySQL 5.1.38 InnoDB Plugin (本記事) MySQL 5.1.38から本体に同梱されるようになった、InnoDB Pluginの性能検証結果です。前回ご紹介したようにInnoDB Pluginには以下の強化点がありますが、本日はこのうちバックグラウンドI/Oスレッドの増加に焦点を当ててみたいと思います。 高速なインデックス作成。従来InnoDBのCREATE INDEXはテーブルの再作成を伴っていました テーブルとインデックスの圧縮 (検証結果その1、その2) INFORMATION_SCHEMAによるロック競合の検出 (検証結果) CPUスケ
InnoDB Pluginの面白い機能の一つに、データ圧縮機能があります。今回はその仕組みと効果について見ていきたいと思います。まずはグラフをご覧ください。 これはWikipedia日本語版のデータベースをダウンロードし、記事本文の格納されているtextテーブルをMySQL 5.1+InnoDB Plugin 1.0の環境にロードしたものです。 元テキスト:今回利用したデータは2009/06/21版のものです(jawiki-20090621-pages-articles.xml.bz2)。元テキストはここからXml2sqlを用いてタブ区切りテキストを取り出したものを用いています。このファイルには1,167,411件の記事が格納されており、容量は3,436MBとなっています。 元テキスト gzip:元テキストをgzipコマンドで圧縮したものです。 MyISAM:記事をMyISAMのテーブルに
ストレージエンジンとしてInnoDBを使うときはMyISAMのときと触るべきポイントが違うので注意。 http://www.mysqlperformanceblog.com/files/presentations/OSCON2004-MySQL-Innodb-Performance-Optimization.pdf を読みながら取ったメモ。状況としてはRedHat AS3.0で動かしたときのDBT2*1のパフォーマンスを改善していくというもの。MySQL デフォルト状態での分析 Handler_read_nextが多い、つまりrange scanかindex scanが多すぎる slow query logで何が悪いかを引っかける 例では2秒以上処理にかかったqeuryを記録するようにしている 結果を分析 update文が遅かったけど、update文そのままではexplainできないので、
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