『誤配がもたらすメタ正義』宣言=『ロシアの悪事』をキッチリと断罪するために、ロシア現代思想を読み解くのは日本人がやるべき役割かもしれない。(前編) (トップ画像は、東氏の著書”ゲンロン戦記”の書影より) ウェブ記事を出すのは先月末以来のお久しぶりです。 結構ご無沙汰しているんですがその間何をしていたのかというと、思想家の東浩紀氏がやってるシラスという動画プラットホームにおける「ロシア現代思想」特集が凄い良くて、色々考えたいことがあって東氏が編集している「ゲンロン」という雑誌のロシア現代思想シリーズを読んだり、あと東浩紀氏本人の昔の本とかを何冊も読んだりしていました。 今回記事は、ウクライナ紛争について昨今議論になっている「ロシアを悪として断罪するべき」「いやより中立的に問題を解きほぐす”どっちもどっち”という視点が大事だ」みたいな話について、より踏み込んだ視点を得るためにロシアの現代思想を
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