Since: October 4, 1999 Last Updated: May 21, 2000 §3.1 理想気体の状態方程式 理想気体とは 気体分子自身の体積及び、気体分子間に働く分子間力が無視できる理想的な気体。 状態方程式 … 気体の圧力(p)・体積(V)・質量(m)・絶対温度(T)の関係を表す式。 pV=mRT (1) Rは気体定数といい、気体の種類によって決まる。 高等学校で学習する理想気体の状態方程式 pV=nR*T (n:気体の物質量) (2) とは形が異なるが、同じ式である。 R=R*/M(気体定数の定義)、n=m/M という関係を用いれば(1)と(2)は同じ式であることがわかることと思います。 ここで、R*:普遍気体定数(=8314.3JK-1kmol-1)、M:気体の分子量(1molの気体の質量[g]と等しい)である。 また、気体の密度(ρ:単位体積あたりの質量