「本当にゴールデンカードの対戦となりました」 第3回AbemaTVトーナメント、予選Dリーグ第2試合大将戦。司会の鈴木環那女流二段が番組冒頭で「ゴールデンカード」と紹介したのは、羽生善治九段-藤井聡太七段戦でした。 なるほど、これは「ゴールデンカード」と言われて納得感があります。 かたやタイトル通算99期、永世七冠を達成した将棋界のレジェンドです。 かたや史上最年少四段として鳴り物入りでデビュー、史上最高のハイペースで勝ち続け、史上最年少タイトル獲得の可能性がある新時代の覇者候補。 両者ともに現代将棋界を代表する大スターです。何をおいても、まず羽生九段-藤井七段戦を一番見たいという方は多いでしょう。 一方で羽生九段、藤井七段は現在ともに現役タイトルホルダーではありません。校正者的な観点からすれば、これは「ゴールデンカード」と言い切っていいものか、という疑問が呈されるのかもしれません。 将棋