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ブックマーク / xtech.nikkei.com (10)

  • SNSに群がる「インプレゾンビ」は百害あって一利なし、完璧ではないが対策できる

    「インプレゾンビ」をご存じだろうか。インプレゾンビとは「インプレッションゾンビ」の略称で、X(旧Twitter)などのSNSにおいて、ポスト(投稿)の表示回数を稼ぎたいアカウントを指す。バズったポストのリプライや「トレンド」のタイムラインに現れ、人気のポストを丸ごとコピーした投稿などを行う。中身が何もないインプレゾンビのせいで、確認したいリプライやトレンドの元の投稿が埋もれてしまう。 インプレゾンビは、勢いよくバズったポストにわらわらと湧いてリプライする。一言だけ返信するゾンビもいれば、ポストの内容をまとめたような文章、全く関係ない画像や動画を返信するゾンビもいる。そのほとんどは、自動化されたbotアカウントである。生成AIで文章を返信するアカウントもいるため、あるユーザーが試しに「今日の夕の献立とレシピを考えて」とリプライすると、丁寧にレシピを回答したケースがあるようだ。 この迷惑至極

    SNSに群がる「インプレゾンビ」は百害あって一利なし、完璧ではないが対策できる
  • 「LINE疲れ」の若者に響くか、インスタが投入した対話アプリThreadsの実力

    米フェイスブック(Facebook)傘下の写真共有SNS(交流サイト)「Instagram(インスタグラム)」でサービス拡充が続いている。2019年10月3日(米国時間)、メッセンジャー(対話)アプリ「Threads(スレッズ)」の提供を開始した。 Instagramは若者の間で最も勢いのあるSNSだ。東京工科大学が毎年実施している新入生にコミュニケーションツールの利用実態を尋ねるアンケート調査によると、Instagramの利用率は毎年増えており、2016年に利用率がフェイスブックのSNS「Facebook」を超えた。伸び率は断トツで高い。 そんなInstagramが満を持してリリースしたメッセンジャーアプリがThreadsである。どれだけ普及するかは未知数だが、若者に人気のInstagramが提供する新サービスとして注目に値する。 Instagramは以前から「Instagram Dir

    「LINE疲れ」の若者に響くか、インスタが投入した対話アプリThreadsの実力
  • Firefoxのハングアップ障害、悪いのはグーグル?それとも「例の問題」か

    インターネットの情報にアクセスするために欠かせないアプリケーションがWebブラウザーだ。現在は、米Googleグーグル)が提供する「Chrome」が最もシェアが高く、Windowsが標準搭載するChromeベースの「Edge」もシェアを伸ばしている。米Mozilla Foundation(モジラ財団)傘下の米Mozilla Corporation(以下、Mozilla)が開発する「Firefox」は、シェアではこれらに及ばないものの、よく使われているブラウザーの1つだ。 ところが2022年1月13日、多くのユーザーのFirefoxに不具合が発生した。SNS(交流サイト)上で「Firefoxがハングアップしてインターネットにつながらない」とする報告が相次いだのだ。そうしたケースでは、タスクを強制終了させたりパソコンを再起動したりしても問題を解決できないことが多かった。 関連記事: 「Fir

    Firefoxのハングアップ障害、悪いのはグーグル?それとも「例の問題」か
  • 水面すれすれを電車が走るリスクを解消へ、阪神なんば線淀川橋梁

    桁下高が計画高潮位を下回るため、満潮時に高潮が発生すると水面すれすれで電車が走る恐れがある阪神なんば線の淀川橋梁。堤防を約1.8m切り込む形となっており、防災面で課題になっていた。この課題を解消するため付け替え工事が進められている。橋を7m高くするとともに、現在39ある橋脚を10に減らして水を流れやすくする。さらに、淀川の両岸に位置する2駅では、高架化の改修工事が進行中だ。工事が進む阪神なんば線淀川橋梁の2021年6月の様子を、写真を中心にリポートする。 淀川左岸側(東側)では土地の取得を進めている 工事区間のほぼ東端にある正蓮寺川西岸踏切からなんば方面の風景。線路の下には暗渠(あんきょ)化した正蓮寺川の跡があり、公園として整備される予定だ(写真:生田 将人)

    水面すれすれを電車が走るリスクを解消へ、阪神なんば線淀川橋梁
  • 外環トンネル直上に煙突状の緩み、工事と陥没の因果関係認める

    「陥没や空洞はトンネル工事と因果関係があったと認めざるを得ない。地域の住民や関係者におわび申し上げる」 東京都調布市の東京外かく環状道路(外環道)の大深度トンネル工事現場の直上で起こった住宅地の陥没事故。東日高速道路会社関東支社の加藤健治建設事業部長は2020年12月18日、有識者委員会(委員長:小泉淳早稲田大学名誉教授)が事故後の調査結果や分析内容の中間報告をまとめたのを受けて謝罪した。同社はこれまで「陥没・空洞とトンネル工事との関係は不明」という姿勢だったが、事故からちょうど2カ月たった段階で責任を初めて認めた。 東日高速が陥没や空洞とトンネル工事との因果関係を認めた最大の理由は、掘進したトンネルの頂部から陥没箇所や空洞箇所まで、地盤に煙突状の緩み領域が見つかったからだ。事故後の調査で明らかになった。 住宅地を通る市道が幅3m、長さ1.5m、深さ5mにわたって陥没したのは2020年

    外環トンネル直上に煙突状の緩み、工事と陥没の因果関係認める
  • AMラジオ放送のFM転換、総務省が実証実験の考え方案を公表

    総務省は2020年10月21日、民間AMラジオ放送のFM放送への転換(FM転換)などに関する「実証実験」の考え方案を策定して公表した。10月22日から11月20日までの間、意見募集を実施する。 AMラジオ放送については、「AM大規模親局を放送しながら更新することは極めて困難である」ことなどを理由に、例えば2019年3月開催の総務省「放送を巡る諸課題に関する検討会 放送事業の基盤強化に関する検討分科会」において日民間放送連盟が「AM放送からFM放送への転換や両放送の併用を可能とするような制度の整備」や「2023年の再免許時をめどにAM放送を一部地域で実証実験として長期間にわたり停波できるように必要な制度的措置を行う」ことを総務省に求めていた。 こうした要望を受けて、2019年6月に策定された検討分科会の報告書では2023年の再免許時に実証実験としてのAM先行停波・FM放送への転換を行うこと

    AMラジオ放送のFM転換、総務省が実証実験の考え方案を公表
  • 厚労省が新型コロナ感染者情報を一元管理する新システム、開発費用は10億円

    厚生労働省は2020年5月中旬をメドに、新型コロナウイルス感染者の情報を全国で一元管理する情報システムを稼働させる。全国の保健所や病院が感染者情報を新システムに入力することで、国や自治体などが感染状況をいち早く共有できる体制を整え、医療機関は患者の治療にも活用する。自宅などに待機する軽症者には健康状態を報告するスマートフォン用アプリを提供し、症状が悪化した際の迅速な治療につなげる。 構築する新システムは「新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システム(仮称)」である。厚労省が2020年4月30日、地方自治体の衛生当局などに概要を公表した。5月11日の週にも一部の保健所で先行導入し、導入を希望する自治体や保健所、病院などに順次広げていく。これまで感染者情報を集約するには保健所から都道府県に報告するなどの段階を経ていたが、新システムでは保健所や病院が直接入力する体制に移行する。システム開

    厚労省が新型コロナ感染者情報を一元管理する新システム、開発費用は10億円
  • 人間の耳は約20kHzまでしか聞こえない、「ハイレゾ音源」に意味はあるのか

    前回は日初のハイレゾリューション(ハイレゾ)のストリーミングサービス「Amazon Music HD」を紹介した。今回はハイレゾ音源の存在意義について考察すると共に、音楽制作に携わる筆者のハイレゾにまつわる体験談を紹介したい。 プロの現場に「ハイレゾ音源」は必要 人間の耳は約20kHzの音までしか聞こえないのに、「ハイレゾ音源」に意味はあるのか──。 ハイレゾ音源を語る際に常に論争を呼ぶテーマがこの「20kHz問題」だ。解像度24bitという多くの情報量や48k〜96kHz(サンプリング周波数は96k〜192kHz)以上の高い周波数を記録可能なハイレゾ音源だが、人間の可聴範囲とされる数値を超えたスペックに意味があるのか、との問いかけである。 実際、連載でも約5年前に同様のテーマを記事にすると、ソーシャルメディアはもちろん、筆者への直接の連絡も含め、数々の意見が寄せられた。中には攻撃とし

    人間の耳は約20kHzまでしか聞こえない、「ハイレゾ音源」に意味はあるのか
    penguin_dane
    penguin_dane 2019/10/31
    音楽は気持ちよく聴ければいいんじゃないのかな?だね。/再生機器に“Hi-Res”マークが入った途端にお値段が高くなるので、消費者的には正直つらいと思うペンギンだね。
  • 1日で満水になった八ツ場ダム、一変した景色を写真で比較

    群馬県長野原町で10月1日から試験湛水(たんすい)を始めていた八ツ場(やんば)ダムの貯水率が、台風19号のもたらした大雨で一気に100%近くに到達。付け替え前のJR線の鉄橋などがダム湖の底に沈み、周辺の風景は大きく変わった。 台風19号が通過した後の10月13日午後2時に撮影した八ツ場ダム。利水放流管から泥混じりの水が噴き出し、土煙を上げる。堤体上空でのドローン飛行は許可が必要なため、許可が不要なダム下流の吾峡からドローンを離着陸させて撮影した(写真:大村 拓也)

    1日で満水になった八ツ場ダム、一変した景色を写真で比較
  • 記者よりもネットデマが信用される時代

    以前、私が執筆した解説記事が間違っているとSNSに書かれたことがある。ある問題が起こっていることを取り上げた記事に対して、その問題は既に解決されており、現在は存在しないと指摘された。 私や編集部に宛てたものではなく、あくまで個人的な書き込みである。ただ、そのアカウントは日頃から有用な情報を発信しているので、私が事実関係を間違っている可能性は高いと考えた。記事に誤りがあれば、訂正しなければならない。そこで、もう一度念入りに確認した。 ところが、どうやってもその問題が解決されていることを確認できない。OSのバージョンが異なる複数のパソコンでも確認したが、状況は同じだ。指摘した人の検証環境では問題が起こらなかったのだろうが、よく調べてみると、この人が勘違いをしている可能性が高いようだった。 来は、その人に連絡を取って確認すべきだったのかもしれない。しかし、私や編集部に直接、連絡が来たわけではな

    記者よりもネットデマが信用される時代
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