ベーシックインカムよりもすぐれた仕組み 民主主義の負の側面である「バラマキ」は限界にきており、どの先進国政府も財政赤字に苦しんでいる。 先進国の国民負担率(GDPに対する税金と社会保障費の比率)は、江戸時代の四公六民や五公五民どころか、七公三民という異常な数値に達しつつある。 また、フランスのジレ・ジョーヌ(黄色いベスト)運動の大きな原因が過大な国民負担にあることは、当サイト2018年12月17日の「パリから始まる反グローバリズムのうねりは『世界革命』に移行するか」記事中で詳しく述べている。 最近巷で騒がれているベーシックインカムは、そのような肥大化した先進国の財政支出をすっきりと一本化し、無駄な事務作業、不正や特別扱いを排除し、結果的に国民負担を減らす素晴らしい手段の一つである。 国民負担が著しく増えている主因が、選挙の票目当ての議員による「バラマキ」にあることは明らかだが、官僚・役人の
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