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本に関するperlbombのブックマーク (23)

  • 今年読んで良かったおすすめの本10冊を紹介【2016】 - 羆の人生記

    2016年も多くの書籍を読みましたが、その中でも「人生観に変化をもたらした」あるいは「目から鱗の知識を頂いた」と思えた10冊を紹介します。 嫌われる勇気 犯罪の世間学 私とは何かーー個人から分人へ 子供の貧困 貧困世代 下流老人 「敏感すぎる自分」を好きになれる マズロー心理学入門 夜と霧 死ぬ瞬間~死とその過程について 関連記事 嫌われる勇気 嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え posted with ヨメレバ 岸見 一郎,古賀 史健 ダイヤモンド社 2013-12-13 Amazonで探す Kindleで探す 楽天ブックスで探す アドラー心理学の入門書と言える、ベストセラー書籍です。これは衝撃が大きかったですね、アドラー心理学というものに初めて触れたショックもあるのでしょうけど、この書籍は会話形式で読み手がすいすい進んでいけるような非常に工夫の凝らされた表現をしてい

    今年読んで良かったおすすめの本10冊を紹介【2016】 - 羆の人生記
  • 岩波文庫がISBNコードを上書き使用している件について

    Amazonなどで買うときに注意しましょう。 私まとめ人は調査しきれていないものの、近年に新訳・新校訂版で刊行されたタイトルの場合、別ISBNコードが与えられて区別されているようです。

    岩波文庫がISBNコードを上書き使用している件について
  • 【書評】ブロガーが文章力の本を読むなら「新しい文章力の教室」だけ読めば良いよ|今日はヒトデ祭りだぞ!

    「文章力」とか言われても良く分からないし、そもそもそんなものがブログに必要なのか? って思うんだけど、それでもやっぱりブロガーたるもの気になったりもしちゃいます あんまり高度な技術とかはいらないにしても 「読みやすさ」 のようなものものは追及していくべきなんだろうなぁと思いつつこのを読みました 目次です 新しい文章力の教室ってどんな? 何はともあれ紹介文を引用 「書けないカギは書く前にあり」。毎月3,000以上の記事を配信し続けるカルチャーニュースサイト「ナタリー」で実践されている文章の書き方を、一般向けに解説する初めての書籍です。 通称「唐木ゼミ」と呼ばれる社内勉強会で新人育成を担当する著者が、「悩まず書くためにプラモデルを準備する」「事実・ロジック・言葉づかいの順に積み上げる」など独特の概念を通じて、文章を構造的に書くための方法をわかりやすく教えます。 文章の具体的な改善ポイント

    【書評】ブロガーが文章力の本を読むなら「新しい文章力の教室」だけ読めば良いよ|今日はヒトデ祭りだぞ!
  • 図書館で官能小説の朗読会 女性館長「ため息や擬音も」:朝日新聞デジタル

    岐阜県飛驒市図書館(同市古川町町)で27日、朗読会「官能小説朗読ライブ」が開かれる。月替わりで続けている「おとなの時間」企画の一環で、エロチックな描写がある短編小説を、3人の女性が1編ずつ朗読する。 読み手は西倉幸子館長、図書館司書の堀夏美さん、村田萌さん。「エロチックな感情はだれもが共感できるもの。それを作家はどんな風に言葉で表現したか、聞き手の皆さんに楽しんでいただければ」と、企画した堀さんは話す。 朗読する作品名は「来るまでのお楽しみ」とマル秘だが、すべて同館所蔵のもの。言葉がかき立てる想像力を実感してもらうことで、文章表現やの世界にもっと親しんでもらいたいという思いを込める。 企画は昨年思いついたが、読み手が見つからなかったため、西倉館長が「私たちでやろう」と決めた。「ため息や擬音語なども、恥ずかしがらず、ちゃんと読む」が3人の決意だ。市教育委員会の了承を得ており、都竹淳也市長

    図書館で官能小説の朗読会 女性館長「ため息や擬音も」:朝日新聞デジタル
  • 【データ分析の必読10冊+差をつける10冊+100冊超】データサイエンス、データ分析、機械学習関連の本 - Qiita

    データ分析の必読10冊+差をつける10冊+100冊超】データサイエンス、データ分析機械学習関連の機械学習数学データ分析データサイエンス Update版2023年版データ分析の100冊を書きましたよ! 必読10冊を更新。データサイエンス、データ分析機械学習周りでおすすめ図書10選のような記事は良く見ますが、網羅的な紹介記事はあまり見かけないので自分が欲しいと思い書きました。私よりたくさん読んでいる方は多々いらっしゃると思いますが、記事を書いてくださいな。 別の観点でデータ分析プロジェクトのフェーズ毎の参考書籍紹介という記事を新たに書きました。 データ分析の各フェーズ(データ分析プロジェクト全体-ビジネス状況の理解-データの理解-データの準備-モデルの作成-評価-展開)毎に参考書籍を紹介しています。 記事の対象と想定 Qiitaはプログラマやコンピューター系技術者のための記事と思っ

    【データ分析の必読10冊+差をつける10冊+100冊超】データサイエンス、データ分析、機械学習関連の本 - Qiita
  • 「振り回されない」ための60の方法が神すぎる件 - ケーススタディの人生

    この、率直にすごいです。 書かれていることがいいことだらけで、買い物に出かける前にまるまる1冊読んじゃいました! 「振り回されない」ための60の方法 posted with ヨメレバ 千田 琢哉 廣済堂出版 2016-05-19 Amazon 書かれていること自体はどこかで読んだことのある感じなんですが、表現の仕方から心にくるような書き方をされています。 読んでみるとエネルギーをもらえることまちがいなし。 不調のときに読めば、スランプから抜け出すカギになるでしょう。 好調のときに読めば、正のサイクルをますます加速させてくれるでしょう。 それ以外にも表現の仕方の勉強にもなるので、読んでおいて損はありません。 パパっと読めるわりには色々と勉強になります。 固定観念を捨てよう! 周囲に振り回されないコツは簡単だ。 頑固になるのではなく、柔軟になることだ。 「かくあるべし」と奮闘するのではなく、

    「振り回されない」ための60の方法が神すぎる件 - ケーススタディの人生
  • 英語を習得したい人が英語の勉強以上に大切なことを学べる本【おすすめの良書7冊】 - Life is colourful.

    2016年8月26日更新 日は少し息苦しい国だ。特に労働環境の面で。中には海外で働きたい、海外移住したいと考えている人もいることだろう。 僕も海外生活に憧れ、30歳を前にして日を飛び出した。海外に移り住み、現地で働いてきた。今では幸い海外の永住権も持っている。 この記事では、これから海外に出て働きたい、暮らしたいと考えている人に向けて、おすすめを紹介してみたい。 海外挑戦する人にとって「英語」以上に大切なこと の紹介の前に、少しだけ「英語」について書いておきたい。なぜなら「海外」の話をすると必ず「英語がダメだから…」となるので、「英語海外生活の最大の障壁」ではないということを少し伝えておきたい。 僕の経験上、「英語がダメだから…」という人は、たいてい海外に興味ない人がいうセリフだ。みんな海外旅行は好きだけど、住むところまでは考えていない。それはそれでいい。しかし、逆に海外に行きた

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    perlbomb
    perlbomb 2016/06/13
  • 雑誌売り上げ 32年ぶりに書籍下回る | NHKニュース

    出版物の大手取り次ぎ会社の日販=日出版販売は1日、昨年度の決算を発表し、雑誌の売り上げがおよそ32年ぶりに書籍を下回ったことが分かりました。 一方で、雑誌の売り上げは女性ファッション誌などが大幅に落ち込んだほか、休刊する雑誌が相次ぎ、前の年度より9.9%少ないおよそ2435億円となりました。 日販によりますと、雑誌の売り上げが書籍を下回るのはおよそ32年ぶりだということです。国内の出版は全体として落ち込みが激しく、中でも雑誌についてはインターネットやスマートフォンの普及などの影響から発行部数や売り上げの減少が続いていました。 日販は「雑誌が置かれた状況は引き続き厳しく、大幅な回復は見込めない。一方で、書籍の売り上げは安定してきていて、ヒット作に恵まれれば、さらに伸びる可能性がある」と分析しています。

    perlbomb
    perlbomb 2016/06/03
  • ビジョルドが送る傑作ファンタジー「チャリオンの影」 - おのにち

    晴天続きの五月も終わり、だんだん梅雨入りですね。 植物にとっては恵みの雨ですが、べ物はすぐ腐るし、外で遊べないのでリビングが小学生男子に埋め尽くされています。 雨で少し湿った男子が一杯いると、家の中はなんだかアリの巣みたいな匂いがしますよ、ファンタスティック!(泣) こんな時はせめて素敵なファンタジーを読んで人間らしさを取り戻そう。 という訳で今日は大好きな作家ロイス・マクマスター・ビジョルドの異世界ファンタジー三部作<五神教シリーズ>を紹介します。 人間描写の豊かさにかけては傑作ファンタジー「氷と炎の歌」シリーズにも負けていない、と思う大好きなシリーズです。 全6巻3部作。週末にちょうどいいボリュームです。 ビジョルドと言ったら傑作SF「ヴォルコシガン・サガシリーズ」ですが、1986年から始まったのにいまだ完結していない、というかなり長期戦の物語なのでこちらの紹介はまたいつか。 ちなみ

    ビジョルドが送る傑作ファンタジー「チャリオンの影」 - おのにち
  • 【おすすめ小説】浜村渚の計算ノート|感想・評価・レビュー―数学、ミステリ、女子中学生という新しいジャンル!? - 目的別推し本

    『浜村渚の計算ノート』で、数学とミステリの新しい可能性を見ました 私は理系のがけっこう好きです。 そしてミステリも大好きです。 さらに女子中がくs……げふんげふん。 私の好きな要素が集まって出来たようなこの小説、「浜村渚の計算ノート」。 小説としてもそうですが、「数学」として最っ高に面白いんです。 ここまで読みやすく、またしっかり数学しているは他にありません。 数学ぅ!? 無理無理!! というあなたも、きっと数学が少し好きになってしまう。 そんな魔力を秘めた、女子中学s数学です。 以下、裏表紙より一部引用 「数学の地位向上のため国民全員を人質とする」。天才数学者・高木源一郎が始めたテロ活動。彼の作った有名教育ソフトで学んだ日人は予備催眠を受けており、命令次第で殺人の加害者にも被害者にもなりうるのだ。テロに対抗し警視庁が探し出したのは一人の女子中学生だった! 新時代数学ミステリ

    【おすすめ小説】浜村渚の計算ノート|感想・評価・レビュー―数学、ミステリ、女子中学生という新しいジャンル!? - 目的別推し本
  • 人間をいとも簡単に奴隷にさせる戦慄のメカニズム HONZ特選本『尼崎事件 支配・服従の心理分析』 | JBpress (ジェイビープレス)

    (文:内藤 順) 尼崎事件は兵庫県尼崎市を中心に複数の家族が監禁・虐待され、死へ追いやられた連続殺人事件である。 首謀者の角田美代子は、長年にわたり、様々な家族を乗っ取り、金を脅し取ったうえで、崩壊させていった。その過程では、少なくとも9人が死へ追いやられており、しかも角田美代子が直接手を下すのではなく、取り込んだ家族を意のままに操り、家族同士で暴力を振るわせ壊滅させたことが特徴とされる。 逮捕から約1年後の2012年12月12日、角田美代子は留置場で自殺した。そのため事件の真相が永遠に解明されない可能性は高い。だがそれを、巻き込まれた一人の人物の視点へ着目することによって、この事件がどのように起こりえたのか解明しようと試みたのが、書『尼崎事件 支配・服従の心理分析』だ。 著者は、被告人Aの弁護団から依頼され情状鑑定を引き受けた、心理学者および情報科学研究者のグループ。実際に、裁判で提

    人間をいとも簡単に奴隷にさせる戦慄のメカニズム HONZ特選本『尼崎事件 支配・服従の心理分析』 | JBpress (ジェイビープレス)
  • 『40代からのお金の教科書』月々数千〜数万円の差が積み重なると大きな差になる - 読書で本から学ぶブログ【書評・感想】

    40代人生の半分を過ぎたあたりでしょうか。 これから、老後になっていくところですよね。 こちらの『40代からのお金の教科書』を読みました。 40代からのお金の教科書 (ちくま新書) 作者: 栗大介 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2015/06/08 メディア: 新書 この商品を含むブログ (1件) を見る 目次 第1章 40代お金の現状 第2章 お金のことを考える最初の一歩 第3章 65歳で後悔しないためのお金まわりの常識 第4章 絶対に知っておきたいお金まわりの基礎知識 第5章 事例から学ぼう―今から考えられる対策 第6章 介護にかかる費用 第7章 誰もが必要となる相続の話 第8章 知っておきたい制度と専門家 第9章 人生に「かかる」お金と「かける」お金 お金が貯まる確率の高い方法 収入や家族構成などはバラバラですし、家計の管理方法もそれぞれ違いますが、高い確率で共通し

    『40代からのお金の教科書』月々数千〜数万円の差が積み重なると大きな差になる - 読書で本から学ぶブログ【書評・感想】
  • LHH転職エージェント - Lの転職 | 厳選ハイキャリア求人をご提案

    新しい⾃分の可能性を信じ、次なる⽬標へ進んだ⼈がいる 元サッカー日本代表 槙野智章が語る、セカンドキャリアへの挑戦

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  • 好きな絵本と児童書の紹介とかしちゃいます - kobeniの日記

    これまで、思いついた時や読後「良かったー!」と感じた時に、Twitterでは流してきたのですが、それじゃどこにもストックされないので、たまにはこういう記事も書いてみようと思いました「絵のおすすめ」。 これからお父さんお母さんになるよという方や、誰かに絵の贈り物をするよ、という方にお伝えしたいのは、「はらぺこあおむし」とか「いないいないばあ」とか「ぐりとぐら」とか「はじめてのおつかい」とか「からすのパンやさん」とかとかとか… すごく有名な絵ありますよね。あれ全部、鉄板で良いですから。間違いない。そこまで有名だということは、どの時代の子どもたちの心も鷲掴みにしてきた、ということなので。だからまずは鉄板のやつを入手するのが良いと思います。以下の紹介は、それ前提で、完全に私の好みです。「もうちょっと絵ほしいな」という時や、「図書館で何借りよう」という時などに、参考にしてもらえればと思います

    好きな絵本と児童書の紹介とかしちゃいます - kobeniの日記
  • 「自分はダメだ」と思う3つの要因とどうするか?『自分を責めずにはいられない人』 - 読書で本から学ぶブログ【書評・感想】

    自分をネガティブにとらえてしまう。 そういう人、いますよね。 今日は、こちらの『自分を責めずにはいられない人』を読みました。 自分を責めずにはいられない人 (PHP新書) 作者: 片田珠美 出版社/メーカー: PHP研究所 発売日: 2015/11/14 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る ついついネガティブになってしまう。 そういう人が読んでみると良いですね。 「自分はダメだ」と思う3つの要因 1 比較 いつも誰かと比べられて育った 2 理想化 もっとうまくやれるはずだという強迫観念 3 期待の重圧 条件付きの愛しか得られない 自分はダメだと思ってしまう理由としては、こういった3つの要因があるだろうということです。 どれか1つがというわけではなくて、重層的に重なっている場合もあるとのこと。 たしかに、自分がダメだと思うときには、こういうのはありそうですね。 自分自身と向き合う

    「自分はダメだ」と思う3つの要因とどうするか?『自分を責めずにはいられない人』 - 読書で本から学ぶブログ【書評・感想】
  • 出版学会(活字離れ)資料

    出版学会春季研究発表会(2015年)発表資料(完成版)です。公開まで時間がかかったことをお詫びします。Read less

    出版学会(活字離れ)資料
    perlbomb
    perlbomb 2016/01/04
  • 『火花』は入ってる?話題の翻訳家・鴻巣友季子が選んだ2015年の日本小説ベスト12!(鴻巣 友季子) @gendai_biz

    芥川賞を受賞した又吉直樹さんの『火花』が話題をさらった一年でしたが、2015年に刊行された小説には、他にもすばらしい作品がたくさんあることをご存知ですか?これまで各紙誌の書評委員を務め、今年は『風と共に去りぬ』の新訳が話題の翻訳家・鴻巣友季子さんに、2015年のベスト12作品を選んでいただきました。いずれも読み逃してはいけない傑作ばかり。ぜひ年末年始の読書の参考にして下さい! * * * 意識高い系の人々を描いた怖~い作品 1 星野智幸『呪文』河出書房新社 2015年の大きな話題作のひとつです。テーマは「管理システム」と「自死」。日の自殺の多さには、歯止めとなる宗教が無いことや、社会格差の広がりなど原因は幾つも思い当たりますが、『呪文』はさびれゆく小さな商店街と狂った独裁者を描くことで、共同体精神の未熟さと自殺の構造を辛辣に解き明かしています。 作に特徴的なのは、「意識高い系」の人々。

    『火花』は入ってる?話題の翻訳家・鴻巣友季子が選んだ2015年の日本小説ベスト12!(鴻巣 友季子) @gendai_biz
  • この一冊 2015年から2016年へ - Chikirinの日記

    今年もあと一週間で終わりですね。 今日は「新しい年を迎えるにあたって、ぜひ読んでおきたい一冊」をご紹介します。 それは、ロバート・アラン・フェルドマンさんによる日経済についての分析、そして提言であるコチラ ↓ 日経済の問題点と可能性を超わかりやすく解説する凄腕エコノミストのフェルドマンさん。彼が書いたこののクオリティは、前書き冒頭の一文に凝縮されています。 経済学とは何かと訊ねられれば、「希少資源の最適な利用の学問」と答えます。 さらにその目的は「希少性からくる争いを減らし、世界を平和にすること」と言えるでしょう。 国や人間が争ってきた歴史を振り返り、世界の現状を見れば、争いが希少な物や足りない物が原点になっている場合が多いことが分かります。 水や石油、べ物や環境など、希少資源や希少商品をどうやって公正配分し、どうやって希少性を解消するか、それを考えるのが経済学です。 奇しくも今

    この一冊 2015年から2016年へ - Chikirinの日記
    perlbomb
    perlbomb 2015/12/27
  • 「京都ぎらい」本、思わぬヒット いけずに嫌悪と親近感:朝日新聞デジタル

    京都、とりわけ「洛中」の人ならではの気質を皮肉を込めてつづった「京都ぎらい」(朝日新書)の売れ行きが好調だ。物議を醸しそうなタイトルに込めた思いは何なのか。京都出身の著者、井上章一・国際日文化研究センター副所長(60)に聞いた。 「京都にはいやなところがある」 同書は冒頭からそう宣言する。その理由として井上さんが指摘するのは、洛中の「中華思想」だ。 「洛中」は上京区、中京区、下京区といった京都市の中心部を指す。「洛外」である嵯峨(右京区)出身の井上さんは、一部の洛中の人たちに田舎者扱いされてきたという。洛中出身の著名な仏文学者とのやりとり、宇治市出身のプロレスラーの凱旋(がいせん)興行でのエピソードで、洛中人への嫌悪感をにじませる。 「洛中には『関東へ下る』という言葉を使う人が今でもいる。(いまだに)こういう言葉遣いをするのは、みっともないと思うんです」 専門は建築史。書は言わば「余技

    「京都ぎらい」本、思わぬヒット いけずに嫌悪と親近感:朝日新聞デジタル
  • メルカトルからグーグルへ『世界地図が語る12の歴史物語』 - HONZ

    地図を見るのは楽しい。行ったことがある場所なら、あぁこんなだったと思いだせるし、行ったことがない場所なら、どんなところだろうかと想像力がかきたてられる。いまや、世界中、地図のないような場所はない。しかし、そんな時代になったのは、それほど昔のことではない。 古代バビロニアに始まり現代で終わる、地図についての物語集だ。それぞれの地図が作られた時代が語られ、その意味とインパクトが語られる。一つずつが含蓄あふれる物語になっているが、通して読むと、地図というものが、どのような目的でどのように作られてどのように利用されてきたのかが手に取るようにわかる。 最古の地図として紹介されているのは、イラクで出土した、紀元前700~500 年頃の古代バビロニアの粘土板である(序章)。そこに刻まれた楔形文字の内容から地図だと確定されているが、その絵柄だけだと地図とはわからないという程度の代物だ。それが、紀元前150

    メルカトルからグーグルへ『世界地図が語る12の歴史物語』 - HONZ
    perlbomb
    perlbomb 2015/12/15