Nikov @NyoVh7fiap 尊敬している上司が退職するのだけど、「100%の結果を出そうと焦るより、60%でいいからやり通す力を持つこと」と言い残していった。36年間勤め上げた方の言葉は重い。 2022-03-29 22:49:24
できない人が質問をしに来ない、という傾向は、それなりにどこの会社でも見られるようである。 例えば新人が聞きに来ない、若手が聞きに来ない、あるいは「不出来なベテラン」だと、誰にも相談できなくて行き詰まる、なんて話もある。 つい先日も、あるテクノロジー系の企業で「聞きに来ないメンバー」をなんとかしたいが、どうすればよいか、という話があった。 聞くと、力量の低いメンバーの一人が、報告が苦手で、かつ聞きに来ないので、こちらがかなり監視をしているが、手間がかかってしょうがない、という。 仕事の進捗を入れたり、週報を書いたりするような社内システムもあるのだが 力量の低い人ほど入力率も低く、入力した報告の内容も拙いという。 結局、上司が直接、成果品を逐一覗いてチェックをしているそうだが、それも限界がある。 こまったこまった、という話だ。 * こういった事象について 「できない人」は、「何がわからないのか
妻から、「友達の旦那が、最近転職した」という話を聞いた。 そこそこの良い企業に勤めていたと聞いていたし、企業が採用を手控えているこの時期だ。 求職者にとっては転職に不利益になる可能性も高い。 だから「なんでこの時期に?」と聞いた。 すると妻は「テレワークをやめて、出社に切り替えろと言われたので、会社の方針に呆れて転職したんだって」という。 へえ、そんなことがあるのか、と思い、周りの人にも聞いてみると、確かにそのような理由での転職が増えているようだ。 中には、「この時期に出社を強制するということは、社員とその家族の健康を軽んじている」という方もいた。 そういうことか。 私は合点がいった。 つまり「テレワークに消極的な会社」を見放す人が増えているのだ。 * 東京都の現時点でのテレワークの導入率は、約6割。 今後導入予定の会社と併せると、約75%の会社が、テレワークに意欲的だ。 さらに、通勤時間
「いきなりですけどね。うちのオカンがね、オトンの仕事の話しとったんやけど」 「ほう」 「なんか横文字の開発手法がしんどい言うて、でもその名前をちょっと忘れたらしくてね。色々聞くんやけどな、全然分からへんねんな」 「はー、アジャイルとかウォーターフォールとかな、覚えにくいもんな。ほな俺がね、オトンの仕事で使ってる開発手法、ちょっと一緒に考えてあげるから」 「おー」 「どんな特徴ゆうてたかってのを教えてみてよ」 「あんな、なんかめっちゃ偉い人直轄のプロジェクトでな。誰もそのおっちゃんに逆らえんねんけど、言ってることがめちゃくちゃらしいって言うねんな」 「おー。 メテオフォール型開発やないかい。 その特徴はもう完全にメテオフォールやがな。 すぐ分かったやんこんなんもー」 「でもちょっと分からへんのやな」 「何が分からへんのよ」 「いや俺もメテオフォール型開発と思うてんけどな。 スクラムっての組ん
ちょっと前に、こんな高須賀さんの記事が投稿された。 個人の幸福は「お金」ではなく「不快なやつは全員ブロック」で実現される。 多様性が本当に良い事ならば、 あなたは好きでもない尊敬もできないパートナーと暮らすべきかもしれない。 意見のあわない上司と働くことにも価値がある。 全く信じていない新興宗教の集会に参加すべきかもしれない。 これらの事は全てあなたの人生の見地を広げるのに大きく役立つだろう。 じゃあ幸せに貢献するかというと…… 残念ながらたぶんならない。 こう書くとわかると思うのだが、私達が多様性を褒める時、大抵の場合においてそれは 「自分にとって都合のよい多様性」(=私は他の人とちがうけど、認めてよ。でも不愉快な人は近寄らないで) の事だけを指す場合が多い。 これを読んで、頭を「ガツン」と殴られた気がした。 多様性は「何かを生み出す」のに、有利である。 多様性は素晴らしい。 だから皆、
こんにちは! 社領エミです。 『働き方』について様々な人が意見を交わし合うようになった昨今、こんな言葉をよく耳にしませんか? 「アメリカは有給消化率100%らしいよ! それに比べて、日本はさぁ……」 「アメリカって女性でもバリバリ働いて重役になれちゃうらしいよ! それに比べて、日本はさぁ……」 「アメリカって組織の風通しが良いから、誰もが正直に意見を交わせるらしいよ! それに比べて、日本はさぁ……」 「アメリカに比べて、日本はさぁ〜……」 「アメリカに比べて、日本はさぁ〜……」 「アメリカに比べて、日本はさぁ〜……」 うるせ〜〜〜〜〜!!!!! そもそも、有給全部取れるって本当の話? 女性でもバリバリ働けるの? 上司と正直に意見交わせるって、さすがにウソなんじゃ……? というわけで、アメリカの働き方の実情ついて、実際に就労経験がある人に聞いてみることにしました! Aさん(左) 日本の会社の
TOPコラム嵐の大野智が、新しいリーダー像のお手本である4つのポイント 嵐の大野智が、新しいリーダー像のお手本である4つのポイント NHKも大相撲初場所中にニュース速報を流すほどのディープインパクト。ですが、活動休止のひきがねとなったリーダー大野智さんへの批判は出てきません。人事・戦略コンサルタントの筆者としては、ここに注目してもらいたいのです。 大野さんは、いわゆるグイグイ引っ張っていくような従来型のグループリーダーではありません。リーダーとしてあまり前に出てこないので、ひょっとしたら存在感が薄いと映るかもしれませんが、それは大いなる誤解です。 嵐の大野リーダーこそ、これからの時代のお手本なのです。もちろんこの極意は、アイドルグループに限った話ではありません。普通に働くあなたにもピッタリなリーダー像です。余計な軋轢(あつれき)も生まず、メンバーも育ち、成果も上がります。早速、解説します。
世界33の国と地域を対象にした人材のミスマッチに関する調査で、日本は、IT分野などの高度なスキルを持つ人材を確保するのが最も難しい国だと指摘されました。 それによりますと、求人が過剰な状態を「10」、人手が過剰な状態を「0」、均衡がとれた状態を「5」とした場合、日本は去年より0.1ポイント上昇して最大の「10」となりました。 これは、スペインやルクセンブルクと並んでIT分野などの高度なスキルを持つ人材の確保が最も難しい国であることを示しています。 その理由として、労働人口の減少のほか急速な技術の進化に日本の人材が持つスキルが追いついていないことを挙げ、背景には、横並びの給与など従来型の評価制度や日本の教育内容に問題があるとしています。 一方、今回の調査で人材の均衡がとれていたのは香港やインドで、外国から人材の受け入れを進めていることなどが背景にあるとしています。 記者会見したヘイズの日本法
2018年4月25日にはてなさんのオフィスでプレゼンしたときの資料です。 ※このスライドは、2017年1月に公開した資料 ( https://speakerdeck.com/makoga/regional-scrum-gathering-tokyo-2017 ) に「社外評価者」の取り組みなどを追加し…
「あの人は人格者だからね―」と、皆が言っている。 壇上で演説をする経営者に向けた言葉だ。 ****** とある企業のパーティーでのことだ。 その経営者は先代から継いだ会社を、もう十数年経営しているそうだが、会社の業績は好調、離職率は低く、下手な上場企業よりもはるかに給与も良い。 そして、実績をだしているとあって、その経営者をけなす人物はほとんどいない。オーナー企業であるから、うるさい株主もおらず、経営も非常にやりやすいだろう。 彼は「人格経営」を標榜しており、マネジメントの方針としてそれを採用しているという。私はその「成功者」たる経営者の自身に満ち溢れた表情を見、少し考えた。 「果たして「人格」を中心に据えるマネジメントは、効果があるのだろうか。」 —————— 「成功するビジネスパーソン◯つの法則」と言ったタイトルの記事をよく見かける。 しかし、それらを鵜呑みにはできない。 例えば、「成
もしあなたが経営者、もしくはマネジャー、管理職であれば、従業員の幸福度には関心を持たざるをえないだろう。 なぜなら、「幸福な従業員」は、高いパフォーマンスと関係があると、多くのエビデンスが示しているからだ。 幸福度の高い労働者ほど生産性が高いのか?(独立行政法人経済産業研究所) 実験室の中での研究や実世界で得られるエビデンスはいずれも従業員の健康に注意を払うことは企業にとって有益であることを示している。 幸福感は努力を促し、質に影響を及ぼすことなく生産量を拡大し、生産性が向上するようである。一時的な幸福感の上昇や根底にある幸福感の長期的な変化は生産性向上と関連している。 先日の記事においても、幸せな人でなければ、だれかを幸せにはできない、という話が述べられていた。 全くそのとおりであると思う。 “Happy people make happy horse.” 自分自身がまず幸せじゃないと、
2018年4月25日をもちまして、 『CodeIQ』のプログラミング腕試しサービス、年収確約スカウトサービスは、 ITエンジニアのための年収確約スカウトサービス『moffers by CodeIQ』https://moffers.jp/ へ一本化いたしました。 これまで多くのITエンジニアの方に『CodeIQ』をご利用いただきまして、 改めて心より深く御礼申し上げます。 また、エンジニアのためのWebマガジン「CodeIQ MAGAZINE」は、 リクナビNEXTジャーナル( https://next.rikunabi.com/journal/ )に一部の記事の移行を予定しております。 今後は『moffers by CodeIQ』にて、 ITエンジニアの皆様のより良い転職をサポートするために、より一層努めてまいりますので、 引き続きご愛顧のほど何卒よろしくお願い申し上げます。 また、Cod
仕事ができる人はなぜモチベーションにこだわらないのか 2019.05.04 公開 ポスト 令和の働く心得 【改元特集】会社に必要なのは「やる気のある人」より「機嫌の良い人」〔再掲〕相原孝夫 パワハラ、モラハラ、セクハラ等、ハラスメント防止への意識は高まる傾向にあるものの、自覚的ハラスメントが横行しています。職場でその時の気分のままにまき散らされる不機嫌も、自覚なきハラスメントのひとつではないでしょうか。 機嫌の良さは、職場の雰囲気、仕事の効率を上げる第一歩。さらに大事にしていきたいものです。 そのヒントを、『仕事ができる人はなぜモチベーションにこだわらないのか』からお届けします。 不機嫌をまき散らすのは幼稚さの表れ 本人のモチベーション云々に関わらず、結局、周囲に影響を及ぼすのは、その人の振る舞いである。常に機嫌よく振る舞える人もいれば、不機嫌を前面に出してしまう人もいる。モチベーションが
最近、仕事の話ばかりしているので、たまには趣味の話でも。 私の数少ない趣味の1つにJリーグ観戦がある。贔屓のクラブはJ2リーグに所属する老舗の「ジェフ千葉」で、サポ歴はもう20年近くになる。 たまに代表厨や欧州サッカーファンの知人に「Jリーグなんてレベル低いしつまんなくない?」というようなことを遠回しに言われたりするのだけど、まったくそんなことはない。 特に中小企業の経営者やそれに類する職業の人にとっては、これほど興味深いプロスポーツはないのではないだろうか。 Jリーグの面白さは「格差」にある日本のプロ野球などに比べると、Jリーグはクラブ数がとても多い。このため、大都市を本拠地とするクラブとそうでないクラブ、スポンサーからの資金集めが比較的容易なクラブとどうがんばっても難しいクラブがある。 平たく言うと「格差社会」なのだ。 たとえば、日本で一番のビッグクラブである浦和レッズの2015年の営
日本では「その人の立場に立って」「その人の気持ちに寄り添って」「まるで自分の問題かのごとく」他人の問題を感じ、考えるのが良しとされている気がする。 そして、それをするためには想像力が必要だと。 ってうかぶっちゃけそんなの無理でしょ? シロクマ先生も書いていたように、そんな事するには、 「想像力が欠如していない」状態、すなわち、自分とは異なる階級・階層・立場・属性の人達への想像力が行き届いた状態には、コストがかかる。生活態度も価値観も出自も違っている人達に想像力を本当に働かせるためには、当然、そうした人達とのコミュニケーションが必要となる。だが、そのようなコミュニケーションや“接点”は、必然的にしがらみや摩擦をどっさりもたらす。最も成功した場合でさえ、気を遣ったぶんだけ神経は磨り減るだろうし、時間もかかる。"コスト"がかかるのだ。 カナダは多民族国家なので、例えば職場に一人や二人モスリムはい
いま所属している会社は、ボトムアップな会社ということになっている。正確にはボトムアップとトップダウンが混在していてたまにミスリーディングなのだが、だいたいはボトムアップな会社といえるだろう。 それで、たまに、学生と会ってくれといわれて、うちの会社がボトムアップの会社なんですよ〜、と話すことがある。だがこのボトムアップというやつ、採用活動では『いかに若いうちから活躍できるか』をぐいぐいアピールするための文句ではあるのだが、実際、現場でどういうコミュニケーションになっているのか、あまり説明されない。どういう会社が「良い」ボトムアップの会社なのか、わりとみんな意識していない。 とりあえず適当に若いのに丸投げてみたら、いつの間にかイケてる提案を持ってきた、なんてことは、ありえない。それを実現するためには、上司側の見えない努力がたくさん必要なのだ。 こんなマニアックな話をしている人は多くないと思うの
個人事業主とは、独立した個人として事業を営む人のことを指します。会社員に比べて働き方の自由度が高いなどのメリットもあるため、個人事業主になりたいと考えている方も多いのではないでしょうか。 本記事では、個人事業主になるためには何から始めたら良いのか、必要な手続きや提出書類などをやることリストにまとめて紹介します。個人事業主になるメリットやよくある質問の紹介もしているので、ぜひ参考にしてみてください。 副業で個人事業主になることを考えている方には、以下の記事もおすすめです。 サラリーマンをしながら副業で個人事業主はできる!メリットや必要な手続きを解説 詳しく見る そもそも個人事業主とは? 個人事業主は、独立して個人で事業を行う人のことを指します。「事業」は反復・継続・独立して行う業務を意味します。 個人事業主というと小売店や飲食店などをイメージする方も多いですが、国税庁は「個人事業者」として以
他人の何気ない言動に傷ついていませんか? 凹みやすさは心がけ次第で改善します。身につけるべき対処法はズバリ「心のストレッチ」。このテクニックは一生使えます。しかも意識すればするほど上達もします。 ■判断は自分がしている ちょっとした人の言動に傷ついてしまうのは「勝手な思い込み」があるからです。無視された、馬鹿にされた、嫌みを言われた、睨まれたなど、人が傷つくシチュエーションは無数にあります。これらに共通しているのは何でしょう?それは「判断をしているのは自分」ということです。 人知れず傷つき凹んでしまうタイプの人は、勝手にしかも極端な判断をしてしまう傾向にあります。 たとえば、物事のプラス面をみることなくマイナス面だけをフォーカスしたり、「みんながそう言っている」とか、事実確認できそうにもないことを、安易にそうだと思い込んでいませんか? こういう凝り固まった「ガチガチ思考」は、柔軟に物事を捉
様々な会社で採用の仕事をしていると「わかりやすい実績のある人」に出会う。例えば、こんな具合である。 ・(大手企業)でNo.1営業マンだった。 ・(大きなwebサービス)のマーケティングをやっていた ・(有名スタートアップ)のコアメンバーだった だが、本当に彼らは「実力者」なのだろうか。即採用すべき人物なのだろうか。 認知心理学者であり、ノーベル賞受賞したことでで知られるダニエル・カーネマンは著書※1の中で、 多くの人は信じたくないかもしれないが、統計的には「成果が出るかどうかは、実力よりも運の要素が遥かに大きい」 と述べている。 一般的に、成功者の言う「こうして成功した」は再現性がなく、それほどアテににならない。 ※1 また、こんな研究もある。 カリフォルニア大学デイビス校の心理学者、ディーン・サイモントンは彼は「ある科学者が成功した論文を発表した後、論文の質は上がっているのか?」を検証し
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