2018年12月13日、エアバスのハンブルク工場(ドイツ)で、あるセレモニーが開催されました。ANA(全日空)が日本の航空会社で初めて導入する、世界最大の旅客機「A380」。その塗装が完了したことを記念し、行われたものです。 【写真】エアバス ハンブルク工場のゲートに掲げられた「日の丸」 このセレモニーがまた、かしこまった感じのない、ワクワクする面白いものでした。 スピーカーから、なかなかの大音量で荘厳かつ盛り上がる具合の曲が流れるなか、警報音のようなものが鳴り響き、A380が格納された工場の大きな扉が、ゆっくりと開いていきます。 あわせて「ANA」と「AIRBUS」、この機体のモチーフになっている「ウミカメ」のイラストの旗を掲げた大勢の人々が、列をなして登場。旗の先から青いスモークが盛大にわきあがると、開いた工場の扉の先に、曲に合わせてドラムを叩く男性たち、そしてA380が出現。巨大な飛