GM破綻をどう捉えるべきか | 大島和隆「緊急レポート」 | 楽天証券大島和隆「緊急レポート」へ戻る 楽天投信投資顧問株式会社 CEO兼最高運用責任者 大島和隆 「GMの車こそ、アメ車の代表だった」 「アメ車」と言われれば、最初に「キャデラック」、或いは「コルベット」を頭に思い浮かべる人が殆どではないだろうか。最近でこそカリフォルニア州知事となったアーノルド・シュワルツネッガー氏も好んだことで有名になった「ハマー」などもその仲間入りをしていたと思うが、フォードの「リンカーン」やクライスラーの「ジープ」などの一部ブランドを除くと、そのイメージの殆どがGMの車。「コルベット」はブランド名で言うと「シボレー」なのだが、アメリカを代表するスポーツカーとして「コルベット」は別格な扱いを受けてきた。「アメ車は嫌い、やっぱり欧州車が良い」と言いながら「サーブ」や「オペル」を称賛していた人がいたが、それさえも実はGMの車。それ程までにGMはアメリカを、いや世界を代表する自動
