ホームレスの自立・就労を支援する特定非営利活動法人(NPO法人)プロミスキーパーズ(山内昌良代表)は31日、初めて遺骨収集ボランティア団体ガマフヤー(具志堅隆松代表)と共同で西原町幸地で遺骨収集に参加した。今回はボランティア参加だが、両団体は緊急雇用創出事業による収集作業を国に要請しており「雇用創出の第一歩にしたい」(具志堅代表)としている。 両団体は那覇市NPO活動支援センターと共に遺骨収集を雇用対策にするよう求める連絡協議会を設立。4月には舛添要一厚労相に対しホームレスや失業者に有償で遺骨収集作業に取り組んでもらい、自立支援につなげるための資金支援を要請している。 今回の遺骨収集に「プロミス-」の施設で自立支援を受けているメンバー8人が参加した。具志堅代表から沖縄戦当時、現場が日本軍の歩兵第22連隊の駐屯地だったことなどの説明を受けた後、スコップを手に丹念に土を掘り起こしていった。3時