フランス首都パリで行われたメーデーのデモ行進で、暴徒化した集団が放火した車とバイク(2018年5月1日撮影)。(c)AFP PHOTO / Alain JOCARD 【5月2日 AFP】(更新)フランスの首都パリでメーデー(May Day)の1日、エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領の公共部門改革に抗議するデモ行進の最中に、覆面姿の若者らがマクドナルド(McDonald's)店舗や車両に放火するなどして暴徒化し、300人近くが逮捕された。 同国では毎年5月1日、労働組合が主催して労働者の権利を訴える伝統のデモ行進が行われる。 警察によると、黒い上着にマスクを着用した約1200人がデモに合流。「パリよ立ち上がれ」「皆が警察を嫌っている」などと叫んだ。 デモ隊の一部は、行進の阻止を試みた後、市中心部の東側にあるマクドナルドの店舗を破壊して放火。さらに自動車販売店の複数