日本の医療現場はヒドい状態というのはわかる人にはわかる。でもわかんない人には絶対にわからない。 これは説明不足もありますが、そもそも病気になる人は多くても入院になったり様々な形でありがたみを感じる人は少ないのですが。 これが医療現場に居た人間からすると、普通の社会って「儲からないから辞めます」が通用します。職場の近くのランチタイムは大繁盛のマック(土日はそうでもない)が閉鎖されたり、自宅の近所のコンビニが過当競争でつぶれるなどショックではありますが困りません(少し歩けば、代替えがいくらでもあるからですが) しかし、日本の場合、特に地域の病院が診療所になるだけで大騒ぎになります。もちろん、住民が減ったといっても全員が居なくなるまで時間はかかります。国鉄や郵便局が撤退しても、生き残るような使命を負わされる病院のジレンマです。 さて、先日こんな本を買って読みました。 「山手線と東海道新幹線では、