福田首相の突然の辞任会見は昨夜(9月1日)午後9時半からだった。私は、外で飲んでいたので、通常なら見られなかった筈だが、以下のような経緯で、会見を見ることが出来た。 午後7時半頃、某ギャラリーの小さなパーティーに出ていたが、ある雑誌の記者から携帯電話に取材の電話が掛かってきた。取材内容は、民主党が政権を取った場合の経済政策はどうなるかというものだった。20分くらい電話で話した。概ね、以下のように答えた。 「先ず、民主党の財政・金融政策に対する基本的な態度がわかりにくい。行政の『支出のムダ』を削減するという総論はいいのだが、財政支出の何を削減するのかを結局同党は明らかにしていない。 また、武藤日銀総裁に反対したこと自体はいいとしても、反対理由として低金利政策を長く続けたことを挙げた金融政策理解もトンチンカンだった。デフレの時期に金利を上げるような政策を主張されるのでは大変だ。 また、前回選挙