ちょうどiPhoneのパケットを調べて欲しいという相談がきてましたので、新製品のコンパクトパケットキャプチャ「Ethcapture」を使っている様子をご紹介しましょう。 まず、Ethcaptureをキャプチャモードに切り替えます。出荷状態は管理モードになっていますので、ログイン用のパスワードを変更して情報セキュリティ対策を行ってから、キャプチャモードにします。 キャプチャモードにするとEthcaptureはIPアドレスを一切持たずに、単に2つのNIC間を流れるパケットを転送しながら保存することだけを行うようになります。 今回は、iPhoneの通信をキャプチャしたいということなのですが、さすがにキャリアとの通信はキャプチャできませんので、WiFi接続してキャプチャします。それでもEthcaptureが無線の電波に割り込むことは無理なので、アクセスポイントとHUBの間に割り込ませます。 iPh