Androidを「解剖」する連載の後半。前回はAndroidの実装形態を解説したのに対し,今回はアプリケーション・プログラムの開発に関する情報を取り上げる。アプリケーションの実装形態やレイアウトの記述方法,プログラム間連携の仕組み,利用できるJavaクラスなどに触れる。(以下の本文は,『日経エレクトロニクス』,2007年12月17日号,pp.66-69から転載しました。内容は執筆時の情報に基づいており,現在では異なる場合があります) まだ公開が滞っているAndroid本体とは逆に,一通りの情報が公開されているのがアプリケーション・プログラムの開発に関する情報である。アプリケーション・ソフトウエアの多さがプラットフォームの強さにつながるとGoogle社が考えた結果とみられる。実際,開発コンテストなどを開催しているのも同じ理由からだろう。 4種類の実装形態 Androidのアプリケーション・プ