uswsuspでは、復帰時にinitrd(初期RAMディスク/initramfsとも呼ぶ)の中に含まれるresumeコマンドが呼ばれ、その際には、initramfs内の/etc/uswsusp.confが使用されるということが分かり、解決の糸口となった。 以下、スワップファイルの作成からそのファイルへメモリイメージを書き込んで休止し、その後復帰ができるようにするまでの作業の覚え書き。今回も、端末を使用しない方向で作業を進める。*1 なお、この記事では、/swapfileという場所にスワップファイルを作成するものとする。場所や名前は好みに応じて変更。 ファイルとしてのスワップの作成 uswsuspのファイルへのメモリイメージ(「スナップショット」と呼んでいる)の保存には、ファイルとして作成したスワップがそのまま使える。その作成方法の例は以下。 「アプリケーションの実行」で、以下の内容を1つず