Paul Boldt:カナダned, maude, todd &rod社、Don Scansen:カナダsemiconDr社、Tim Whibley:米Ten Yard Technology社 Apple A4プロセッサを分解、「革命」ではなく「進化」の産物(2)から。 見たところ、アーキテクチャは互いに非常によく似ている。だが、Apple A4とiPhone3GSが内蔵するアプリケーションプロセッサの配置には大きな違いがある。ダイ全体に対する特定の領域の割合を見ていくと、分かったことが幾つかある(図3)。 ・Apple A4は、iPhone 3GSのアプリケーションプロセッサと比べて、グルーロジックと空白スペースで構成される主要回路ブロック間の未使用領域がほぼ2倍である。 ・Apple A4の方がアナログ回路が50%多い(45nmにシュリンクしても、アナログ設計はさほど小さくならないため