ブックマーク / somethingorange.net (20)

  • いまこそ『しゃにむにGO』を読むとき! - Something Orange

    しゃにむにGO (1) (花とゆめCOMICS) 作者: 羅川真里茂出版社/メーカー: 白泉社発売日: 1999/03メディア: コミック クリック: 122回この商品を含むブログ (41件) を見る ペトロニウスさんのところで知ったのだけれど、とうとう最終巻が発売されたのですね。 第一巻の発売が九九年の三月だから、ここにいたるまで、丸十年。いや、長かった。この長大な物語を弛めず、歪めず、結末まで描き終えた作者に拍手。 物語は、陸上選手として天才的な才能をもちながらテニスへ移った伊出延久と、テニス選手として伸び悩む滝田留宇衣の出逢いから始まります。 初心者でありながら驚異的な速度で進歩していく延久と、精神的な問題で才能を開花させられずにいる留宇衣。あらゆる意味で対照的なふたりは、たがいに影響を与え合いながら成長していきます。 そしていま、かれらは全国大会決勝で遂に相まみえました。はたして歓

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  • 『おまえが若者を語るな!』がいろいろとすごい。 - Something Orange

    おまえが若者を語るな! (角川oneテーマ21 C 154) 作者: 後藤和智出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング発売日: 2008/09/10メディア: 新書購入: 9人 クリック: 334回この商品を含むブログ (74件) を見る とんでもないである。いや、これはすごい。読んでいて思わず笑い出してしまった。 後藤はこののなかで、現代を代表する若者論の論客を片っ端からつかまえ、まとめてなで斬りにしている。 その面子たるや、宮台真司、香山リカ、荷宮和子、三浦展、東浩紀、鈴木謙介、寺脇研、宇野常寛、と大物ばかり(宇野さんはちがうかもしれないけれど)。 ある時代に一世を風靡した論客が、次の時代には批判を浴びる。よくあることではある。しかし、ここまで大勢の書き手がいちどに否定される光景はなかなか見れるものではない。 論客たちの業績をひと言ふた言で否定しさるその舌鋒はめっぽう鋭く、そ

  • 橋口たかしさん(仮)のブログにねちねちツッコミをいれてみる。 - Something Orange

    漫画家の雷句誠さんが原稿紛失問題にかんして訴訟を起こしたことはすでにご存知だと思います。知らない方はここを読んで下さい。 で、その訴訟に絡めて、やはり漫画家の橋口たかしさんを名乗る人物が新たにウェブログを立ち上げています。 雷句さんの陳情書の内容に反論し、編集部側を弁護する内容なんですが、これがねえ。いや、いまのところ、人かどうかも確認が取れていないのですが、仮に人だとすると、そうとうに疑問がのこる内容です。 ウェブログって勢いで書けてしまうメディアなので、あとでふりかえってみると「何であんなことを書いてしまったんだろう」と頭を抱えることがよくあるわけですが(ぼくはよくある)、その手の記事なのかな、と思います。 以下、ちょっと橋口さん(仮)の問題点をねちねちといやらしくあげつらってみようと思います。 訴訟目的は、紛失した原稿に対する損害賠償だとおもわれますが、当人のブログで編集者の個人

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    planetes
    planetes 2008/06/07
    このオチ、好きです。
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  • 大長編マンガは展開が遅くなる宿命にある。 - Something Orange

    十六年ほどジャンプを読み続けている人間として実感しているが、ここ数年のジャンプの出来はひどい。例えば、看板作品である『ナルト』と『ブリーチ』で、一つの戦闘につき形勢逆転が最低四回起きるというのがテンプレート化している。『ワンピース』でも、一つのエピソードの分量が明らかに長大化している。これは構造的欠陥といって差し支えないと思う。 たしかに最近の『NARUTO』や『ONE PIECE』は展開が遅いですよね。 ONE PIECE 1 (ジャンプコミックス) 作者: 尾田栄一郎出版社/メーカー: 集英社発売日: 1997/12/24メディア: コミック購入: 11人 クリック: 296回この商品を含むブログ (247件) を見る 『NARUTO』はかなり適当に読んでいるのであまり詳しく語れないのだけれど、『ONE PIECE』は相当に遅い印象がある。 すでに連載は10年を超えているわけだけれど、

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  •  小学校2年生の作文に泣かせられたよ。 - Something Orange

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     小学校2年生の作文に泣かせられたよ。 - Something Orange
    planetes
    planetes 2008/01/08
    いい文章だと思ったけど、大人の手が入ってるのだとしたら気持ち悪い文章。そういや読書感想文コンクールでいつも毎年のように賞をもらってた女の子がいたのだけど、その子の両親は中学の国語の教師だった。
  •  あなたの「萌え」は性欲ですか? - Something Orange

    最近の「ネギま!」は、読んでいるとどうにも辛くなる。 (中略)それに・・・ 辛さを倍増する要因がもう一つあるのだ。 クラスメイト達の辛い境遇は、千雨の時も、亜子達の時も、「ネギま!」的オブラートに包もうというのか、エロチックなギャグ要素を絡ませている。その為、一見「ぬるい」辛い境遇にも感じるようになっている。 けれども、このエロギャグ要素が問題なのだ。 この手の不幸は、どうしても、読んでいるこちら側の嗜虐的な嗜好に能的に働きかける。エロであれば、よりエロい状況を想像してしまう。また、この手の妄想は、エロ同人誌などで、今までに際限なく増幅されているのを見てきてもいる。妄想の引き出しに困る事はない。同人誌同人誌。それを見る見ないは人の自由かもしれない。しかし、それを連想させる描写が編中に現れるのは、どうにも気分が悪くなる。内容的にも、触手怪物や奴隷奉公など、不幸、残忍を連想させる物ばか

     あなたの「萌え」は性欲ですか? - Something Orange
    planetes
    planetes 2007/11/10
    ごく稀にネギに対して性欲を感じるのみですね。かといって、ネギま読んでても萌えを感じるわけでもなし。いや、面白いけど。
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  • Something Orange - オススメ小説&漫画作品(+α)100作。

    「Something Orange」管理人こと、ぼく、id:kaienが、その30年弱の人生で感動した作品100(−1)作を、順番に並べ上げてみました。 基的には小説漫画から選んでいますが、なぜかノベルゲームが混じっていたりします。ま、ほとんど小説みたいなものだからいいだろ(ほんとは違うけど)。 短編、長編、大長編、SF、ミステリ、ファンタジィ、主流文学、少年漫画、少女漫画、おかまいなしに選んでいますが、やっぱり主流文学が少ないなあ。もっと広く読まなければ。 竹泉の『しましま曜日』に、ヒロインの女の子がある日から急にぼうっとした様子になる話があります。周囲はいぶかしむものの、一向に元に戻る気配はない。 しましま曜日 (1) (Beam comix) 作者: 竹泉出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2001/09メディア: コミック クリック: 1回この商品を含むブログ (

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  • Something Orange - ゲーム人生で最も恐怖した質問。

    ドラクエで一番ムカついたセリフを晒すスレ。 15 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2007/01/18(木) 19:09:28 id:ETHZvH9iO とりあえずはい、いいえどちらで答えても同じ答えが返ってくるセリフ全般。 特に「何も言うな」的な答えが返ってくるとじゃあ聞くなよ、と思ってしまう。 この部分を読んでいて、ある作品のことを思い出した。 その昔、スーパーファミコンでプレイした『ソウル&ソード』というRPGだ。 ゲームバランスこそいまひとつなものの、フリーシナリオを利用したなかなかおもしろい作品だった。しかし、この記事で取り上げるのはその内容のことではない。 このゲームをプレイしているとき、ぼくはRPG人生最大の恐怖を体験したのだ。グロテスクな怪物か? 違う。ホラー映画のような展開か? 違う。もっと単純でもっと恐ろしいことだ。 このゲームも、『ドラクエ』や『FF』などと同じ

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  • Something Orange - 『アイシールド21』がバトル漫画になった理由。

    以下の文章は『アイシールド21』連載ぶんのネタバレを含みます。単行派は注意。 タイトルどおりですが…さすがにこれは引いた。なにこの残酷物語。スポーツに怪我は付き物とはいえ、そういう次元の故障の仕方じゃない…こんな形で彼が破壊される必要はあったのか?マンガのキャラクターとはいえ、一人の血の通った人間だと思って僕は読んでいる。キッドというこれまで長期にわたって登場してきたキャラクターが何故こんな目にあうのか…。そのシーンの描写が過剰にグロテスクだったこともあって、納得出来なさを感じた。 ――「さすがのオレもこれは引くわ ジャンプ38号」 いや、あれはないよね。 未読の方のために説明しておくと、現在、『アイシル』は関東大会の準決勝。西部ワイルドガンマンズ対白愁ダイナソーズ戦である。 西部の選手「早撃ち」キッドが得意技を見せ西部優勢で試合を進めるも、白秋の峨王の突撃によって骨折、ああやっぱりね、

  •  『時をかける少女』を見ても死にたくならない。 - Something Orange

    『時かけ』を見ると憂になるというひとがいる。ぼくにはわからない感覚である。 近頃気づいたのだけれど、ぼくにはひとがうらやましいとか妬ましいという気持ちが欠けているようだ。どんなを読んでも、映画を見ても、そんなことを思ったことがない。 ぼくの青春だってべつに明るくはなかった。いまとおなじように、ひたすら図書館からを借り出し、読んで過ごしただけの、灰色の季節。 でも、いまになって思えば、そんなに悪いものじゃなかったと思っている。ひどいこともあった。辛いこともあった。でも、それもまた思い出。 真琴たちには真琴たちの時間があり、ぼくにはぼくの時間がある。それでいいと、いまは思う。 そもそも、人間の人生は、ひと通りの尺度で測れるようなものじゃない。女の子にかこまれて、明るく笑って過ごせたら、それが「正しい青春」で、友達も恋人もなく、悩んだり苦しんだりして過ごしたら、「間違えた青春」だとは思わな

     『時をかける少女』を見ても死にたくならない。 - Something Orange
  •  『男たちの大リーグ』 - Something Orange

    男たちの大リーグ (宝島社文庫) 作者: デヴィッドハルバースタム,David Halberstam,常盤新平出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2000/05メディア: 文庫この商品を含むブログ (5件) を見る ウィリアムスは暇さえあれば、ビジター・チームの選手にもアドバイスを与えた。タイガースとレッドソックスが対戦すると、タイガースの若手アル・ケイラインとバッティングについて延々と話をし、助言を与えた。とうとうレッドソックスのオーナーのトム・ヨーキーが見かねて「敵を助けるようなものだからやめてくれ」と言い出した。するとウィリアムスは答えた。 「とんでもないよ、ヨーキーさん。いいバッターが増えれば増えるほど野球は面白くなる。いいかい、球場にやって来るとき、二ブロックも手前からものすごい歓声が聞こえることがある。それはピッチャーがストライクを投げたからじゃなくて、バッターが打ったからさ」

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  •  『マリア様がみてる(7)』 - Something Orange

  • Something Orange - 『SLAM DUNK』は「やおい関係」、『マリみて』は「仲良し関係」

    一昨日の記事に関して、このようなコメントをいただいた。 男性が描く女性同士の関係では、すぐにいがみあいが発生する、というようなことをよしながさんが言っていて、これにも強く納得しました。そういう世間一般の視線があるのは、事実だと思います。 一理ある。ただ、必ずしも男性作家だけに限らない話だとは思う。女性作家の描く女性同士の関係でも、すぐ「いがみあい」になるものは少なくない。 さて、それでは「やおい関係」(参照)と「いがみあい」の違いはどこにあるのだろうか。それはその関係が自分を高めるかどうか、という一点にある気がする。 よしながふみは女性同士の「やおい関係」の一例として『ガラスの仮面』を挙げているらしい。これはわかりやすい。 ガラスの仮面 (第1巻) (白泉社文庫) 作者: 美内すずえ出版社/メーカー: 白泉社発売日: 1994/03/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 26回この

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  • Something Orange -  日本一エロいライトノベル。

  • Something Orange - 石田衣良は本当に「日本人を差別」したのか

    別冊宝島『石田衣良Style』 (別冊宝島 (1062)) 作者: 『このミステリーがすごい!』編集部出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2004/08/27メディア: ムック購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (6件) を見る 電子の星 池袋ウエストゲートパークIV (文春文庫) 作者: 石田衣良出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/09/02メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 19回この商品を含むブログ (152件) を見る ウィキペディアの石田衣良の項目が、ちょっとした話題になっている。かれを特集した「石田衣良Style」に載ったインタビューのなかに、石田による「日人への差別発言」があるというのだ。 既に該当文章は削除されているので、ウィキペディアからその個所を引用しているここから孫引きさせてもらう。 孫引きであるから、以下の文章が正確にウィキペディ

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    planetes
    planetes 2006/11/02
    『しかし、どうやらウィキペディアの文章は悪質な捏造と見て良いように思える。』『過去にも石田はアンケート結果を逆転させた判断を下したことがあり』
  • Something Orange - 〈ネギま〉と〈デスノ〉に見る独裁者の孤独。

    初回限定版 魔法先生ネギま!(16) (プレミアムKC) 作者: 赤松健出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/10メディア: コミック購入: 1人 クリック: 17回この商品を含むブログ (116件) を見る 〈魔法先生ネギま!〉の今後の展開にかんする話。長いです。 つまりね、世界には、ルールとか過去と理(ことわり)があります。一番大きなものは、時間は元に戻せない、ということです。あたりまえですが(笑)。 しかし、それを個人の動機で曲げてしまうと、その動機の出発点は、家族を殺されたくないとか言う純粋な動機でも、それに波及して、その代わりに誰かが死んでしまったりすることが発生してしまいます。 だから、個人の動機で、世界の理を曲げることは、許されないんです。倫理的に。 「起きてしまった事」は、受け入れこと以外の選択肢がないんです。 何かを変えるならば、「過去を変える」のではなく、「未来

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    Dear,こげんた―この子を知っていますか? 作者: mimi出版社/メーカー: ハート出版発売日: 2004/07/15メディア: 単行(ソフトカバー) クリック: 43回この商品を含むブログ (9件) を見る 「Dearこげんた」。 それはある男によって嬲り殺しにされ、インターネット上でその様子を流された子「こげんた」を巡るサイトである。 はじめて見つけたときから数年、ぼくはしばしばこのサイトの存在についてかんがえてきた。 あきらかに善意から生まれたサイトである。ネットに数多くある悪意から生まれた醜悪なサイトとはわけが違う。しかし、それでも、このサイトのやりかたには納得できないものを憶えた。 こう書くことは善意で活動している人びとの心を傷つけることになるかもしれない。しかし、それを承知でいうなら、ぼくにはその活動がどこか歪んだものに思われたのだ。 書はそのこげんたにまつまわるさ

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    マリア様がみてる 6 (マーガレットコミックス) 作者: 長沢智,今野緒雪出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/08/25メディア: コミック クリック: 11回この商品を含むブログ (65件) を見る の雑誌編集部編の「よりぬき読書相談室」は、読書にかんするさまざまな要望に対して海千山千の読書玄人たちが回答をならべただ。 そのなかで、「BL(ボーイズ・ラブ)ならぬGL(ガールズ・ラブ)小説を読みたい」という声に対して、回答の東えりかはこのようにこたえている。 「GL小説」でいちばん売れていると思われるのは今野緒雪「マリア様がみてる」シリーズではないでしょうか? 集英社のコバルト文庫よりシリーズ化されている、カトリック系私立リリアン女学園を舞台にした物語です。すみません、ワタシは一冊も読み通したことがないのですが、熱心な読者が多いと聞いています。女性どうしの恋愛小説といえば中

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