「妻が生きた証しと意味を残したい」と献体を思いついた やがて瀬戸さんは、「妻が生きた証しと意味を残したい」と検体することを思いついた。だが、さっそく最寄りの最寄りの大学病院に相談したが、本人の意志が確認できないため、断られてしまう。 次に相談したのは「NCNPブレインバンク」(国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター内)だった。これは、献体のように身体全体を提供するのではなく、研究対象となる脳組織だけを提供して研究に活かしてもらうものだ。 ハンチントン病も研究対象となっていたため、瀬戸さんは妻と相談し、登録。ただ、提供実績がまだ少なく、死後の組織摘出と保管施設までの搬送手続きを担当医に相談したが、確実に対応してもらえるという確約は得られず、院内会議の議題に上がり、議論が交わされることになった。 2020年9月12日、妻の容体が急変「不思議と落ち着いていた」 2020年4月、新型コロ
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