札幌市豊平区の不動産仲介店「アパマンショップ平岸駅前店」が爆発し、52人が負傷した事故は16日、発生から1か月がたった。 ◇ 事故当時、不動産仲介店にいた20歳代の男性従業員が「消臭スプレー缶を噴射させた店長を止めようとした。自分はやっていない」などと話していることが捜査関係者への取材でわかった。道警は、重過失致傷容疑などで男性店長(33)から事情を聞いているが、従業員の関与についても慎重に裏付け捜査を進めている。 捜査関係者などによると、爆発事故は昨年12月16日午後8時半頃、発生。当時、不動産仲介店「アパマンショップ平岸駅前店」には店長と、この従業員の計2人がいた。店長が、約120本の消臭スプレー缶を噴射させた後、湯沸かし器のスイッチを押したところ、爆発した。 店長は、顔をやけどする重傷を、従業員も足などに軽傷を負った。従業員は、「店長に『臭いからやめてください』と言ったが、聞き入れら
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