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2010年7月16日のブックマーク (2件)

  • 俺が大学二年の終わり頃から大学三年の始め頃にかけてがんばって書いていたものと思われる。推敲していないと思われる。恥ずかしいと思われる。長いと思われる。 - ミック・エイヴォリ

    青年はドアの前に立ち、セーターの袖から飛び出した細い指でチャイムを押した。やがて、受話器を取る音がして、部屋の中の空気の震えが聞こえてきた。「開いてるよ」と感じのよさそうな男の声がした。物腰の弱そうな青年は、一瞬身を固くしたが、すぐに取ってつけたような、不機嫌に見えなくもないような無表情でチャイムを睨み付けた。「入ってくれていいんだ。君は訪ねる部屋を間違っちゃいないからね。早く入りたまえよ。開いてるんだ。君のために開けといたんだぜ」 訪問者は、こうした場合に当然考えられる事態を予期しながらも、勇敢にノブを回し、鍵が開いているのか疑っているようにゆっくりドアを引いた。 その玄関はいささか埃っぽい印象である。幾何学模様の床敷きは、新しそうにも見えるが、四隅のうちの三つが端からめくれ上がり、うちの二つは裏側を見せている。その下には、無愛想なコンクリートがのぞいた。床敷きの上に目を移すと、その、奇

  • 美唄・宮島沼に天然記念物マガンの渡りを見にゆく - 紺色のひと

    5月の連休に、美唄市にあるラムサール条約登録湿地・宮島沼へ、渡り途中のマガンを見に行って来ました。 マガンについて マガン(Anser albifrons)は大型になるカモの仲間で、月と雁のモチーフとなったり、大造じいさんと知恵比べをしたり、実際に見たことがなくとも名前を聞き及んでいる方が多い鳥と思います。ハヤブサなんかもそうかも知れませんね。 マガンはその生活史において長距離の渡りを行うことが知られています。日国内で見られるマガンは、夏季にシベリアで繁殖し、寒くなると南下して宮城県の伊豆沼などに冬鳥として飛来する渡りを行います。北海道では、その渡りの途中に経由する中継地として、美唄市宮島沼や苫小牧市ウトナイ湖などに飛来する個体を見ることができます。宮島沼では、シベリアに向かう途中の5月上旬と、シベリアから南下する途中の9月下旬が観察シーズンです。 <ラムサール条約登録湿地>宮島沼(北海

    美唄・宮島沼に天然記念物マガンの渡りを見にゆく - 紺色のひと
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    plugged 2010/07/16
    真っ赤な夕日も半沈みの校舎もまじですごい!