自衛隊レーションの歴史 実は我が自衛隊の戦闘糧食って、世界的に見ても非常に優秀、かつ美味であるってこと知ってますか? カンボジアPKOの際、参加国の中で行われた戦闘糧食コンテストでも見事1位になったほどです。 旧軍では戦線までの補給路が寸断され、新鮮な食料が届かず、それでなくても飯盒による現地調理が基本だったため、食事には相当苦労されたと聞きます。 そのため戦地で安心して食べられる糧食の開発には、なみなみならぬ苦労のをされたとみえ、今から紹介する戦闘糧食は、ほんの10数年の間に開発された、数多くの糧食の一部ですが、それでも相当なバリエーションがありました。 自衛隊糧食記 1950(昭和25)年6月25日に隣国で勃発した朝鮮戦争は、その後悪化の一途を辿り、 その影響で1951年(昭和26年)3月、自衛隊の前身であった警察予備隊が創設されました。 その当時、初めて取得した非常食は「乾パン」です