『「もの」から読み解く世界児童文学事典』を読んだ。 「もの」から読み解く世界児童文学事典 川端 有子 こだまともこ 水間千恵 本間裕子 遠藤純編著 原書房 売り上げランキング : 667486 Amazonで詳しく見る by AZlink どういう本か。著者のひとりである川端有子さんは「はじめに」で次のように述べている。ちょっと長いけど引用します。 幼いときに何度も続み返した物語には、 ときに見も知らない 「もの」 があふれ ていた。 物語の主人公が口にする食べもの、 袖を通す衣服、 日常使う道具、乗りもの、登場人物をとりまく草花、動物・・・・・・などなど。 その描写を読みながら、 知らないものについては空想をめぐらせ、 憧れをこめて頭の中に思い描いてみた。 よく見知ったものが出てきたときには、 親しみの気持ちが、登場人物と 「わたし」を強く結びつけてくれた。 (中略)『赤毛のアン』 でも
![「ああ、これがあの木なんだ!」モノから読み解く文学事典 - 虚無回転レシーブ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9e279b47ef0b95005be0435c5a12c26f3a49db37/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51VVpcKuBsL.jpg)