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ブックマーク / www.brh.co.jp (2)

  • RESEARCH 生きものの多様性を支えるゲノムの水平伝播

    RESEARCH 生きものの多様性を支えるゲノムの水平伝播 板谷光泰慶應義塾大学先端生命科学研究所 種を特徴づけるゲノムを一つの細胞に納めるとどうなるだろうか。土壌で暮らす枯草菌に、水中で光合成をするシアノバクテリアのゲノムを丸ごと入れてみた。 枯草菌とシアノバクテリアのゲノムは、動物に例えるとクラゲとチョウほど離れている。それほど異なるゲノムが一つの細胞に納まったとき、細胞の中では何が起こるのか、全く異なる遺伝子ネットワークが一つの細胞内で長続きできるのか、新しい種としての変化が生まれるのだろうか、次々に生まれる問いを解析した。 1.DNAの垂直伝播と水平伝播 地球に暮らす生物は例外なく細胞からなり、その中に必ずゲノムが入っている。ゲノムとは生物がもつ遺伝情報の全体を意味し、DNAという物質として細胞の中に存在する。DNA中に並ぶATGCの4種類の塩基からなる配列がRNAへ写し取られ、タ

    RESEARCH 生きものの多様性を支えるゲノムの水平伝播
    poccopen
    poccopen 2010/04/17
    おぉ!シアノバチルス、シアノのリボソーム遺伝子を持たせても大丈夫な条件が見つかってたんですねぇ。もしちゃんと発現してるなら、僕が知る範囲で初めての「同一細胞質内に2種のリボソーム」という例ですねぇ。
  • 行政刷新に不可欠と思うこと - JT生命誌研究館

    第1版(1983年) 科学の進歩は不思議なものである。次から次へと情報が蓄積されると、それまで脈絡のないようにみえた事実につながりができたり、不可解な謎に合理的な説明がついたりし、混沌とした中から単純な姿が浮かび上がってくる。そして、自然界の基法則がしだいにはっきりしてくる。今日の細胞生物学にもそれがいえる。 第3版(1994年) 細胞生物学を概説する場合、生体機構の無限ともいえる多様性と、あらゆる細胞の活動機構の根的な同一性と、どちらによりいっそうの驚きの目を向けるべきか、判断はむずかしい。 第4版(2002年) もはや18年前のように、複雑さの中から最後には単純さが現れるだろうなどと確信をもって言えなくなっている。細胞に備わるしくみの並はずれた精巧さは、今世紀も細胞生物学者たちにとって挑戦すべき目標となるだろう。 3.現在の体制の問題点と改善の提案 1)総合科学技術会議 科学技術

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