「芦毛(あしげ)の怪物」などの愛称で競馬ブームを巻き起こした競走馬オグリキャップ(牡、23歳)が1991年1月の引退式以来、初めて東京競馬場で一般公開される。11月9日、同競馬場内のローズガーデンでファンに懐かしい姿を見せる。パドックのスクリーンではレース映像などで同馬の栄光を振り返る。日本中央競馬会(JRA)が29日発表した。 オグリキャップは87年、地方競馬の岐阜・笠松競馬場でデビュー。翌年、中央競馬に移籍して有馬記念(2度)などGIレースで4勝し、「アイドルホース」として活躍した。90年、引退レースの有馬記念を武豊騎手とのコンビで制した。中央で20戦12勝。地方で12戦10勝。引退後は種牡馬となった。91年、功績を認められ顕彰馬に選出された。 【関連ニュース】 ・ 〔写真特集〕時代を駆け抜けた名馬列伝 ・ 江田騎手と青木騎手を騎乗停止に=JRA ・ 武幸騎手を騎乗停止に=