大阪府警枚方署は17日、歩行中の女性からカバンをひったくったとして、野球の関西独立リーグ元選手の無職、本田拓人容疑者(21)(京都府八幡市)を窃盗容疑で逮捕した。 本田容疑者は京都外大西高(京都)の投手として甲子園に出場、2005年夏の大会では準優勝していた。 発表では、本田容疑者は7日午前6時45分頃、大阪府枚方市東山の市道で、同市内の女子大学生(20)にバイクで背後から近づき、6000円入りの手提げカバンをひったくった疑い。容疑を認め、「アルバイトをしても続かず遊ぶ金に困った。他に何件かひったくりをした」と供述している。 本田容疑者は同高時代、計3回甲子園に出場。準優勝時の決勝戦では、駒大苫小牧の田中将大投手(現楽天)と投げ合った。09年には独立リーグの「明石レッドソルジャーズ」に入団したが昨年、解雇されていた。