6月7日、鈴木隆行が水戸の練習に合流したことに加え、もう1つうれしい出来事がピッチの上で起きていた。 吉原宏太が昨年10月の負傷以来はじめて全体練習に合流したのだ。この日はウォーミングアップから一緒に練習をこなし、ハーフコートゲームにも混ざってプレー。久々の全体練習とは思えないほど、切れのある動きを見せていた。コンディション面を考慮し、途中で切り上げたものの、3月末からずっと1人で別メニューをこなしていたことを考えると、大きな一歩であることは間違いない。 「そりゃ、1人でやるよりも楽しかったですよ」と練習後、笑顔を見せた吉原。自らの体の状態について「まだまだですね」と語るように、完全復帰にはまだ時間がかかることとなるが、「練習に混ざって、『こういう動きは痛くない』『こういう動きはまだ怖い』というように、一つひとつ確認しながらプレーできている。これからコンディションを上げていきたい」とう