東京・立川市の小学校で6年生担任の男性教師がクラスの児童全員の指紋を採取していたことが分かり、教育委員会は「児童の人権を侵害する不適切な行為だ」として教師の処分を検討しています。 その後、保護者から学校に連絡があり、学校が教師から事情を聴いたところ、指紋の採取を認めましたが、動機や目的などは分かっていないとしています。教育委員会などは「児童の人権を侵害する不適切な行為だ」として、採取された指紋を廃棄するとともに、この教師の処分を検討しています。学校では17日、保護者を対象に説明会を開くことにしていて、立川市教育委員会は「市内の公立学校に対して人権への配慮について、改めて指導を行いたい」と話しています。