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2013年6月26日のブックマーク (7件)

  • 遺伝子組み換え作物で知られるMonsanto社の役員が「世界食糧賞」を受賞 | スラド サイエンス

    遺伝子組み換え作物の開発・製造で知られるMonsanto社の専務副社長Robert T. Fraley氏に、世界糧賞(World Food Prize)が授与されたとのこと。植物細胞に他生物の遺伝子を注入して新たに優良な性質をもつ系統を作り出す方法を開発したことが功績として認められたという(家/.、Muktworld記事)。 世界糧賞は「糧と農業のノーベル賞」だともいわれているが、1970年に「緑の革命」でノーベル平和賞を受賞したNorman E. Borlaug博士が、糧と農業の分野にもこうした賞があるべきだとし、1987年に世界糧賞財団を設立したのだそうだ。 Monsanto社は、自社が開発する遺伝子組み換え技術は農作物の生産性を向上させていると宣伝する一方で、Monsantoによる遺伝子組み換えコットン「BTコットン」栽培が拡大するインドでコットン農家の自殺者が急増してい

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    poppen 2013/06/26
  • 『子どもの頃の思い出は本物か』 カール・サバー著 越智啓太・雨宮有里・丹藤克也訳 - HONZ

    ふとしたきっかけで子どもの頃の思い出が津波のように押し寄せ、自分が幼少期に大きな犯罪の被害者・目撃者であったことを思い出す。 映画やドラマで一度は目にしたことのあるシーンではないだろうか。あまりに大きなストレスから逃れるために、記憶を意識の奥底へ追いやる、という方法は合理的であるようにも思える。 しかし、当にそれほど強烈な体験や思い出を忘れることはできるのだろうか?また、完全に忘れていた記憶をそれ程詳細に思い出すことはできるのだろうか? 多くの人は記憶をビデオテープのように、記録されたその瞬間に固定化され以後変化することのないものとしてとらえているかもしれないが、近年の研究結果は記憶がビデオテープとは異なるものであることを示している。書には様々な実験手法とその結果が紹介されているが、「記憶」を研究するこの難しさを痛感させられる。人が「忘れていた」と言っていることを、「実は忘れていなか

    『子どもの頃の思い出は本物か』 カール・サバー著 越智啓太・雨宮有里・丹藤克也訳 - HONZ
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    poppen 2013/06/26
  • ホント!? 『反省させると犯罪者になります』 - HONZ

    犯罪者を反省させればさせるほど、累犯者が増える。それどころか、ちょっと悪いことをした人を反省させることを繰り返していけば、その家系からいずれ犯罪者が生まれるかもしれない、と著者は主張する。 うそだろ? とまず思う。しかし書を読み進めれば、多くの人が「体感」として腑に落ちるはずだ。 ポイントは「反省すると犯罪者になる」ではなく、「反省させると……」だということ。そしてその「反省させる」とは、具体的には、子どもの頃から(少なくとも私は)言われ続けた「言い訳するな! 反省しろ!」といった態度のことを指す。こういったシチュエーションでの「反省させる」には、必ずといっていいほど「言い訳するな」と「相手の気持ちになって考えろ」という言葉がセットになっているが、何よりこれがいけない、というのだ。 著者はLB指標の刑務所で更生支援をしている。HONZの読者ならおなじみの言葉かも知れないが、Lはlongの

    ホント!? 『反省させると犯罪者になります』 - HONZ
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    poppen 2013/06/26
  • 無私が人を救う。『命のビザを繋いだ男』 - HONZ

    その男は今、エルサレムの墓地に眠っている。 日人として初めて審問を受けて正統派ユダヤ教に改宗し、74歳で永眠すると、彼を慕う多くのユダヤ人たちの手によって、その遺体はイスラエルに埋葬された。 彼こそが「命のビザを繋いだ男」、小辻節三だ。 「命のビザ」といえば、杉原千畝だ。1940年、ナチスの迫害に追われてリトアニア日領事館に逃げ込んだ多くのユダヤ難民たちに、国外務省の訓令を無視して独断でビザを発給し、「日のシンドラー」といわれたその偉業は、広く知られている。 でも、杉原が発給したのはあくまで通過ビザであり、許可された日滞在期間はせいぜい10日程度だったことは、あまり知られていない。最終受入国の入国ビザなど持っていない大半のユダヤ難民たちは、わずか2週間ほどで次の受入国を固めて、出立の船便まで確保しなければならなかった。ビザの有効期限が切れると、国に強制送還されてしまう。それは、

    無私が人を救う。『命のビザを繋いだ男』 - HONZ
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    poppen 2013/06/26
  • 美しき山下清 『マリー・アントワネットの宮廷画家』 石井美樹子 - HONZ

    ★★★★☆ フランス革命前後の貴族生活に興味がある人はもちろん、逆境にも負けない強い女性の人生に触れたい人にもオススメ 表紙の絵は書の主人公であるルイーズ・ヴィジェ・ルブランの自画像である。この絵を見ての通り、ルイーズはパステル画家の父ルイ・ヴィジェから絵の才能を受け継いだだけでなく、結髪師の母ジャンヌ・メサンから美貌も受け継いだ。マリーアントワネットの宮廷画家であったルイーズはフランス革命の混乱を逃れるため、12年ほど娘とヨーロッパを彷徨うことになる。書は行く先々で様々な困難にぶつかりながらも、持てる才能を活かして、「美しいもの」への情熱を絶やすことなく懸命に生き抜いた女性の人生に迫る一冊となっている。 ルイーズは1741年のパリに生まれたが、当時の子どもに対する見方、育て方は現代のそれとは大きく異なっている。子どもは貪欲で勝手気ままな欠陥を持った大人であり、子育ては召使いの仕事であ

    美しき山下清 『マリー・アントワネットの宮廷画家』 石井美樹子 - HONZ
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    poppen 2013/06/26
  • 『太平洋の試練(上・下)』2013年No.1(3冊目) - HONZ

    太平洋戦争における日軍の失敗を研究した『失敗の質』は文庫版だけでも発行部数56万部を超える経営学(組織論)の名著だ。カバーされている戦闘はノモンハン事件、ミッドウェイ海戦、ガダルカナル作戦、インパール作戦、レイテ沖海戦、沖縄戦の6つ。太平洋戦争以前に発生し停戦協定をもって終結したノモンハン事件を除けば、すべてミッドウェイ以降の負け戦(いくさ)である。逆にいうと日軍はミッドウェイまで負けてはいなかった。むしろ勝ち続けていたのである。日帝国海軍が大敗を喫したミッドウェイこそが第2次世界大戦の転換点だった。 書はこれまで日の当たらなかった「日が勝っていた期間」、真珠湾攻撃からミッドウェイまでの史実を丹念に掘り起こした読み物である。この6ヶ月間は戦中戦後を通してアメリカにとっては屈辱の期間だったし、戦後の日でこの6ヶ月間を語ることは、太平洋戦争を美化・正当化していると受け取られかねな

    『太平洋の試練(上・下)』2013年No.1(3冊目) - HONZ
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    poppen 2013/06/26
  • 「スティーヴン・キングだけど何か質問ある?」海外掲示板にまさかの巨匠が降臨 : らばQ

    「スティーヴン・キングだけど何か質問ある?」海外掲示板にまさかの巨匠が降臨 ホラー小説の巨匠スティーヴン・キング氏。彼の作った小説の30作品以上が映画化されてると言い、「ショーシャンクの空に」「スタンド・バイ・ミー」「シャイニング」など、馴染み深い作品も多いかと思います。 そんな彼がなんと、「何でも質問を受け付けるよ」と海外掲示板に登場したことで、大変な盛り上がりを見せていました。 なかでも興味深いやりとりを、抜粋してご紹介します。 Q: あなたが執筆された多くの小説映画化されましたが、小説から映画化されたいと望むのはどのくらいの頻度ですか? 映画化されたくなかった小説もありますか? A: 小説を書くときには映画バージョンを一切考えない。理由はそんなことをすると想像力に限界を作ることになるからである。自分は小説を書くだけで、映画化を他の人が望むのは構わない。 Q: 近い将来に読者を再びミ

    「スティーヴン・キングだけど何か質問ある?」海外掲示板にまさかの巨匠が降臨 : らばQ
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    poppen 2013/06/26