神戸市は17日、歩きたばこ禁止を定めた市条例に基づき、21日から三宮や元町など中心部を「路上喫煙禁止地区」に指定すると発表した。禁止地区には指導員を配置し、7月1日からはその場で違反者から過料1000円を徴収する。 主要国(G8)環境大臣会合が神戸市で5月24日から開かれるのを前に、美しい街づくりを目指す。 市は禁止地区として、人通りの多い三宮センター街を中心に、東はJR三ノ宮駅と南側の市役所を結ぶフラワーロード、西はJR元町駅周辺を指定。道路の総延長は計約5キロになる。 市は全域でポイ捨てを禁止し、路上喫煙をしないよう努力義務を課す条例を4月1日に施行している。