IFOAM (国際有機農業運動連盟)JAPAN・有機種苗連続セミナーが8月24日、東京・永田町の憲政記念館講堂で開かれ、有機農家や国内の種苗メーカー、流通関係者など約200人が参加しました。 有機種苗の普及が遅いにもかかわらず、有機農産物の認証に有機種子を義務付つける動きが強まり、有機認証農家に危機感が生まれています。ちなみに世界の有機農産物は有機種子から育てることが常識となっています。そんな状況下、まずは有機種苗の現状を知ろうと、有機農業推進議員連盟や特定非営利活動法人全国有機農業推進協議会、特定非営利活動法人日本有機農業研究会などが協力して、種苗に関する団体や個人が一同に会しました。セミナーでは、世界のGMO(遺伝子組み換え種子)戦略をはじめ、有機農業の原則である有機種子・有機種苗の重要性、自家採種のメリット・デメリットを学び、すべて外国にたよる種子の現状をどう変えていくかを議論しまし