【読売新聞】 埼玉県の県立高の共学化を「早期に実現すべきだ」とする県の第三者機関からの勧告を巡り、男女別学高全12校の保護者代表が30日、各校で集めた意見を大野知事と日吉亨・県教育長宛てに提出した。共学化の賛否を尋ねたアンケートでは
埼玉県桶川市の自宅マンションで昨年10月、1歳1か月の三男の晴(はると)ちゃんに十分な食事を与えずに死亡させたとして、保護責任者遺棄致死罪に問われた父親の会社員山辺拳士郎被告(25)と母親の無職仁美被告(25)の裁判員裁判の公判が5日、さいたま地裁(田尻克已裁判長)であった。 この日は、仁美被告の被告人質問が行われ、仁美被告は、晴ちゃんのミルクの回数について、パソコンのオンラインゲームにはまっていた昨年7月頃には「少なければ1日1回や、2~3回になっていた」と話した。また、「(ゲームに)課金しすぎてお金が足りず、ミルクを薄めたこともあった」とした。 晴ちゃんが痩せていたことについて、「小さいなという感じがしたが、毎日見ているのでまひしていた。いつか亡くなると思ったが、今日、明日すぐに、とは思わなかった」と話した。
国内でも延べ500万人が利用しているとされる交流サイト「フェイスブック」。 無料で仲間と情報交換したり、同窓生と旧交を温めたりできるのが魅力だが、大切な情報をうっかり公開してしまい、問題となるケースも増えている。個人情報保護に関するルールが次々と変更されるなど、ユーザーに分かりにくいことも一因だ。専門家は「無防備に公開した情報がサイバー攻撃に悪用される恐れもある」と注意を促す。 「知り合いかも?」。フェイスブックの画面上にこう表示された文言と、添えられた男性の顔写真を見て、30歳代半ばの女性はギクリとした。過去に飲み会で知り合い、メールアドレスを交換したことのある男性だったからだ。「なんでフェイスブックがこの人と私の関係を知っているの?」 フェイスブックに登録すると自分のページの右側に、ほかの利用者の写真や名前が「知り合いかも?」と表示される。 同社によると、登録した友達や経歴、所属組織の
東京都教委が都内の子供を対象に初の大規模な歩数調査を実施したところ、小学生は1日平均1万1382歩だったことが9日分かった。 1979年には1万7120歩という大学の研究もあり、30年間で3割以上減少した。中学、高校になるとさらに歩数は減る傾向にあり、専門家は「ゲーム機などの影響で放課後に遊ぶ時間が減ったのでは」と分析する。 都教委は昨年9~10月、都内の小中高校計135校に通う1万6100人の児童・生徒に歩数計を配り、1日の歩数を記録してもらった。その結果、1日平均で小学生は1万1382歩、中学生は9060歩、高校生は8226歩だった。 独立行政法人「国立健康・栄養研究所」は過去の複数の研究結果から、1980年代の小学生は、男子で平均1万8000~2万1000歩、女子で1万4000~1万7000歩だったと指摘。東京学芸大の波多野義郎・名誉教授(健康スポーツ科学)が1979年に都内の公立小
12日午後8時40分頃、広島市東区矢賀のJR芸備線矢賀第3踏切(警報機、遮断機あり)で、広島発下深川行き普通電車(2両)の運転士が、踏切内にいた同区の無職女性(59)に気づき、非常ブレーキをかけた。 電車は約80メートル先で停車したが、女性は遮断棒付近にいて、けがはなかった。乗客約170人も無事だった。 JR西日本広島支社によると、このトラブルで、電車は約50分間、現場に停車。後続の上下4本が運休し、5本が最大54分遅れて約700人に影響した。 広島東署によると、女性は買い物帰りで、「携帯電話の通話に夢中で、踏切を渡りきったと勘違いしていた」と話しているという。同署は過失往来危険容疑で女性から事情を聞いている。
携帯電話やパソコンでインターネットのゲームを利用した小中学生が、多額の料金を請求されるケースが増えている。 兵庫県生活科学総合センターには2010年度は46件の相談が寄せられた。この中には、ネットで知り合った人に有料サービスの使用方法を教わり、親に黙って100万円を使った子どももおり、県は注意を呼びかけている。 同センターによると、ネットゲームを巡る小中学生の相談は、10年度は46件で、07年度の19件から2・5倍に増加。今年度も8月末までで26件と昨年を上回るペースだ。 同センターは、増加の背景には、パソコンの操作に詳しい子どもや、携帯電話を持つ子どもが増えたことに加え、ゲームの利用者登録が簡単に出来ることがあるとみる。 例えば、相談者の息子の小学生男児(11)は、同時に複数の人がネットを介して参加できる「オンラインゲーム」をパソコンで利用。ネット上の“友人”からゲームを有利にできる有料
「これを見るたびに屈辱感を味わう」。埼玉県所沢市の男性(45)は唇をかんだ。視線の先には、所属する学会の名簿。A大教授、B大准教授……。同僚の名前を追うと、自分の所で止まり、「無職」の2文字が目に入ってくる。大学院の博士課程を修了して10年。日本文学の研究者になるという夢はかなわないまま、予備校2校と高校の非常勤講師をかけ持ちして生計を立てている。 博士になっても、身につけた知識を十分に生かせる場は少なかった。大学の専任講師や非常勤講師などに5~6回応募したが、不採用。40歳を過ぎてからは、「応募に労力を割く気持ちの余裕もなくなった」。ここ数年は研究職の公募情報すら見ていない。 妻と2人の暮らし。主な収入源となっている予備校2校の仕事は、1年ごとの契約。授業のコマ数に応じた給与で、生徒アンケートの結果次第では契約を打ち切られる。収入が安定せず、貯金もままならない。事実上のフリーターだ。
神奈川県警平塚署は4日、自転車に乗って携帯電話を使用していた平塚市内の高校1年女子生徒(15)に交通切符を交付したと発表した。 5月1日施行された改正県道路交通法施行細則で、自転車に乗りながら携帯電話で通話したり、イヤホンで音楽を聴いたりする危険な「ながら運転」が禁止されたが、施行後の摘発は初めて。女子生徒は5万円以下の罰金が科せられる。 発表によると、女子生徒は3日午後9時半頃、同市追分の路上で、携帯電話の画像を見ながら自転車を運転。事故処理車に乗車していた同署員が見付け、マイクで「自転車に乗りながら携帯電話の使用は禁止されています」と、4回警告したが無視したために交通切符を交付した。 女子高校生は「自転車なのでつかまらないと思った」と話しているという。
菅首相は15日早朝、東京・内幸町の東電本店に乗り込み、会議に急きょ出席。その場で同社の幹部や社員らに対し、福島第一原発事故への東電の対応について不満をぶつけた。 首相は、「(原発対応は)あなたたちしかいないでしょう。(原発からの)撤退などあり得ない。覚悟を決めてください。撤退したときは東電は100%潰れる」とまくし立てた。首相の叱責する声は、会議室の外まで響き渡った。 地震や原発事故対策で陣頭指揮に当たる首相の異例の東電早朝訪問と、激しい叱責に、政府内からも、「冷静な対応を国民に呼びかける首相が冷静になっていないのではないか」「現場が萎縮すれば逆効果だ」と疑問視する声が出ている。
オンラインゲームのパスワードなどをインターネットに無断で公開されたため、ゲーム内でキャラクターを他のゲーム参加者に使われ、アイテム(装備)を失ったとして、兵庫県内の40歳代男性が、パスワードなどを公開した愛知県内の少年にアイテム代など計347万円の損害賠償を求めて神戸地裁に提訴したことがわかった。 ゲームは仲間と敵を倒す冒険型の「メイプルストーリー」で、参加者は100万人以上とされる。武器や衣装を身につけたキャラクターで仮想世界を冒険。アイテムは運営会社から現金で購入したポイントや、敵を倒せば得られる仮想通貨で集められ、ネットオークションでも売買できる。 訴状では、少年は2008年4月、ゲームのチャット機能を利用し、男性から代理でプレーを任されていた利用者に「自分が任された」とうそを言い、男性のキャラクターを操作できるIDとパスワードを詐取。同ゲームのサイトで公開して参加者全員が閲覧可能に
週刊経済誌「日経ビジネス」の消費者満足度ランキングで最下位にされ名誉を傷付けられたとして、業界最大手のヤマダ電機(群馬県高崎市)が発行元の日経BP(東京都港区)に5500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が14日、東京地裁であった。 石井浩裁判長は「ランキングの根拠となった調査には、恣意(しい)的な結果が生じるような事情はなかった」と述べ、ヤマダ側の請求を棄却した。 問題となったのは、同誌2008年7月28日号に掲載された特集記事。アフターサービスの満足度に関するアンケート調査で、家電量販店部門はヤマダが16社中最下位だったなどと報じた。 ヤマダ電機は訴訟で、調査が事前にモニター登録していた会員を対象に行われたことについて、「読者は、国民全体からアンケートの回答者を無作為抽出したと誤解する可能性が高く、不適切だ」と訴えた。 これに対し、判決は、同誌が会員から回答者を無作為抽出し、組織票を防ぐ
「9月17日(の内閣改造の際)新幹線の中に電話があって、『おい、やれ』と。何をやるんですかといったら、法相といって、『えーっ』ていったんですが、何で俺がと。皆さんも、『何で柳田さんが法相』と理解に苦しんでいるんじゃないかと思うが、一番理解できなかったのは私です。私は、この20年近い間、実は法務関係は1回も触れたことはない。触れたことがない私が法相なので多くのみなさんから激励と心配をいただいた」 「法相とはいいですね。二つ覚えておけばいいんですから。『個別の事案についてはお答えを差し控えます』と。これはいい文句ですよ。これを使う。これがいいんです。分からなかったらこれを言う。これで、だいぶ切り抜けて参りましたけど、実際の問題なんですよ。しゃべれない。『法と証拠に基づいて、適切にやっております』。この二つなんですよ。まあ、何回使ったことか。使うたびに、野党からは責められ。政治家としての答えじゃ
埼玉県鳩山町の東京電機大・鳩山キャンパスが、通学用のスクールバスのにおい対策に乗り出した。 9割を占める男子学生のにおいに耐えてきた少数派の女子学生が今夏、「バスに乗りたくない」と悲鳴を上げたためだ。猛暑の影響で、においが増したらしい。香りを放つ機器を設置して好評を得たものの、根本的な解決にはほど遠い。香りに関する研究をしている教官のグループが対策を継続するという。 理工学部が入る鳩山キャンパスには約3000人の学生が通う。最寄り駅から約4キロ離れているため、多くの学生が東武東上線高坂駅や北坂戸駅などから出ているスクールバスを利用。時間帯によってはすし詰め状態になるという。 においに関する苦情は毎年、梅雨時から夏にかけ、約300人いる女子学生たちから寄せられていたが、酷暑となった今夏はその不満が爆発。「臭い」「バスに乗れない」といった訴えが大学当局に相次いだ。 大学側は8月、中山洋准教授(
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