[GDC 2014]主人公が見えないのに,どうやってゲームにすればいいのか。「rain」の開発にまつわるレクチャーの模様をレポート 編集部:松本隆一 サンフランシスコで開催中のGame Developers Conference 2014で,現地時間の3月20日,「Come Rain or Shine: rain Postmortem」と題されたレクチャーが行われた。これは,ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア(以下,SCEJA)が2013年10月に発売したアクションアドベンチャー「rain」の開発経緯を語るというもので,GDCではおなじみのPostmortemレクチャーの一つだ。 スピーカーは,SCE Japanスタジオで「rain」のプロデューサーを務めた鈴田 健氏と,同じくディレクターを務めた池田佑基氏だ。 写真左が「rain」のプロデューサー鈴田 健氏。右が池田佑基