では、理想の検索エンジンとは? ――武井さんが考える理想の検索エンジンとは。 「プッシュ型のパーソナライズドサーチ」です。過去の行動履歴から理解したその人の趣味趣向やロケーション情報などを踏まえ、その人がそのときに求める、その人ならではの情報を「プッシュ型」で提供するエンジン。 能動的に検索をするという今のやり方はプル型です。これまでにまったく経験したことのないまったく新しいことを発見するときはプル型でもいいです。しかし、より日常的な事柄については、過去のフリークエンシー情報(接触頻度)などから、検索しなくてもプッシュ型で情報が提供されるべきです。 その精度を上げていくのに必要なのは「ライフログ」。その人の血糖値、何を食べているか、何を飲んでいるか、前回はいつトイレに行って、次はいつ頃行きたくなるのかなど、生活の記録を取る必要があります。 ウエアラブルコンピューティングが革命的だと言われて
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