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小売業や接客業している人はわかると思うのだけれど、店にお客さんとして知的障害っぽい人や統合失調っぽい人が来るのって、別に珍しいことではない。 こちらも何か特別な対応をするわけでもないし。 他のお客さんの迷惑になるようなことをされたら、そりゃ困るが、そういった人が特に迷惑なことをすることが多いというわけでもないし。正直、本を座り読みする人や酔っ払いの方が余程迷惑だし。 悪い言い方かもしれないが、店の側からしてみると、なんてことはないのだ。 今日もそういった感じのそういった感じのお客さんが来た。検査もせずにパッと見で、その人が知的障害者なのか、統合失調なのか、はたまた全然別の何かなのか見分ける自信はまったく無いので、まぁ、「そういった人」だ*1。 私に某コミックはどこにあるか聞いてきたので案内した。 そのお客さんはまるで誰かと会話しているかのように、一人でコミックの話をずっとしていた。曰く、ド
観て来ましたよ、新しいエヴァンゲリオン。 私の世代は、エヴァンゲリオンに期待なんかしてはいけないということを学習したはずなのに。 見終わってみると、ついつい期待してしまう。ああ、なんて馬鹿なんだろう。きっとまた裏切られるに違いないと頭ではわかっているのにね。 もう二度と会わないって決めたはずなのに電話が着たらついつい出てしまうし、会ったら別れるって言うつもりだったのに、泣きそうな顔を見たり優しくされたり抱きしめられたりすると、そんなこと言えなくなってしまうのだよ。うん。 またどうせ駄目になるんだって思っているのに、ついつい以前とは違うところを探してしまって、きっと改心したんだ、生まれ変わったんだ、またやり直せるんだと思い込もうとしてしまう。 それは例えば、第三新東京市や、地形に潜んだ武装のリファインされたかっこよさであったり、さらに違和感を増しさらにかっこよくなった使徒であったり、本編でも
マックス・ウェーバーは近代社会学の重鎮にして創始者として著名だけれども、「幼年期」ドイツ歴史学派の流儀で経済学上の業績をいろいろ残した人でもある。 ウェーバーとゾンバルトは、当時のドイツ経済学の同世代人としてひとくくりにされることが多いけれど、これほど毛色のちがう二人も珍しいくらいだ。浅薄で、空想的、皇帝万歳のゾンバルトは、綿密で、合理的、皇帝大嫌いのウェーバーとまるでちがう。とはいえウェーバーも。ドイツの民族主義からは完全には逃れきれず、単にゾンバルトほどは帝国軍万歳の盲目的愛国者じゃなかったというだけだ。ウェーバーは「支配者民族(ナチのドイツ民族の呼称)」は自分たちの野心をもっと制限しなければならない、と固く信じていた。 この個人的な態度表明は、彼の最も著名な経済学の業績「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」(1905) にも反映されている。この本でウェーバーは、世俗の富の蓄積
定言命法[1](ていげんめいほう、独: Kategorischer Imperativ[2]、英: categorical imperative)とは、カント倫理学における根本的な原理であり、無条件に「~せよ」と命じる絶対的命法である[3]。 定言的命令(ていげんてきめいれい)とも言う。『人倫の形而上学の基礎づけ』 (Grundlegung zur Metaphysik der Sitten) において提出され、『実践理性批判』において理論的な位置づけが若干修正された。 概要[編集] 『実践理性批判』の§7において「純粋実践理性の根本法則」として次のように定式化される。 「あなたの意志の格律が常に同時に普遍的な立法の原理として妥当しうるように行為せよ」 カントによれば、この根本法則に合致しうる行為が義務として我々に妥当する行為であり、道徳的法則に従った者だけが良い意志を実現させるということ
「黄龍の耳」の音響ドラマが終わった後、みっつの作品を、同時進行で書く事になった。 ひとつがアニメの『機動戦艦ナデシコ』であり、あとのふたつは音響ドラマというより……実際は、ラジオでも放送されたのだが……パソコンで動かない絵が自動的にめくれていきながら、音と台詞が聞こえてくるパソコン紙芝居(?)と言えるようなものだった。 パソコン紙芝居については、それなりの話題があるのだが、それは後で述べるとして、とりあえず『機動戦艦ナデシコ』について、書いてみようと思う。 『機動戦艦ナデシコ』での僕は、原作でもシリーズ構成でもない1人の脚本家として全26話中3本しか書いていない。だが、僕の書いた様々な脚本の中でも、その3本は、今思うと僕にとっては印象の深いものだった。しばらくの間、このコラムをお読みのみなさんに、余談も含めて『機動戦艦ナデシコ』の脚本の話をしていこう。 ところで、もう一度書くが、『機動戦艦
涼宮ハルヒの憂鬱 1 通常版 [DVD] 出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/07/28メディア: DVD購入: 1人 クリック: 52回この商品を含むブログ (203件) を見る桜蘭高校ホスト部 Vol.1 [DVD] 出版社/メーカー: バップ発売日: 2006/07/26メディア: DVD購入: 2人 クリック: 34回この商品を含むブログ (125件) を見る 部室におかしなメモ(印刷ミスの紙の裏に記載)をみつけた。 汚い字とよれよれの線で構成されているそのメモを自分なりに解読してみると、 つぎのようなことが書かれているようだ。 設定比較 『涼宮ハルヒの憂鬱』 『桜蘭高校ホスト部』 原作 2003年6月からラノベシリーズ発行 2002年8月から漫画連載 売り上げ ラノベ+コミック=600万部 コミック=650万部 TVアニメ放送期間 2006年4月〜7月(2007年8月
蒸した部室に、Aさんが帰ってきた。 帰省先でも町角のしなびた本屋で『SFマガジン』の最新号をせっせと買い込み、宇野常寛さんの連載「ゼロ年代の想像力」を読んでいたというのだから驚きだ。なんという宇野萌え。 S-Fマガジン 2007年 10月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2007/08/25メディア: 雑誌 クリック: 7回この商品を含むブログ (15件) を見る B「好きだねえ・・」 A「まあね」 B「で、どうよ、今回は」 A「うーん、『ワタクシは決断主義を徹底して前提化し、謙虚でエレガントな決断主義、つまり、思考停止と暴力とを肯定しない決断主義を、めざすのであります』っていう結論になっているんだけど、、」 B「ほほう」 A「なんだか、決断主義って言葉の意味がだんだん広がってきているような気がして、ちょっとねえ・・」 B「ちょっと?」 A「うーん、もっと明確に言葉を使っ
天元突破グレンラガン1 (完全生産限定版) [DVD] 出版社/メーカー: アニプレックス発売日: 2007/07/25メディア: DVD クリック: 81回この商品を含むブログ (145件) を見る 深夜。 部室はすずしい。 その片隅で、Bさんは何か物思いにふけっているようだった。 「Bさん、どうしたんですか?」 B「ああ、ちょっとね。どうなのかなと思っていて。いや、今日の天元突破グレンラガンだよ」 「はあ」 B「あれを、『なんでも合体かよw』とか『ニアはツンデレw』とかで一蹴するのは、たやすい。でもさ、もうちょっとぼくらのためになるヒントを、あの22話から得られないものかな、と思ってさ」 「ヒント、ですか」 B「うん。比較的自由度の高い『想像力』だからこそ含意できる、ヒント。ぼくらがこれからの世界をつくっていくために、有益なヒント、をね、得られないかな、とおもうんだ」 「うーん、何か思
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